糖尿病の原因・基礎知識(5ページ目)

今回は、ちょっと真面目なお話しではなく、閑話休題ということで気楽に読めるトリビア的知識をご紹介します。人類史上、初めてインスリン注射を受けた人は…？トリビアその１はじめてインスリン注射を受けた人物レナードトンプスン氏の名前をご存知ですか？14歳だったレナード少年は人類史上、初めてインスリン注射を受け...続きを読む

国連の保健機関WHOも当初は糖尿病がこれ程爆発的にまん延するとは考えていなかったようです。糖尿病の診断基準を決めたのは1980年のことです。日本がまだ貧しかった1950年、糖尿病者は僅か10万人しかいませんでした。今日では恐らく700万人は超すと推定されています。ほんのひと昔の1985年、WHOによ...続きを読む

『いびき』は、隣に寝ている人をもっともっとイライラさせるものかもしれません。いつも『いびき』をかく人は普通の人に比べて2倍も糖尿病になるリスクがあると、ハーバード大学、公衆衛生学のDr.WaelK.Al-Delaimyは言います。肥満などのリスク因子とは別のものだそうです。『いびき』と『睡眠時無呼吸...続きを読む

スタジアムや劇場の座席を大きくしなければならなくなった肥満大国アメリカで、『肥満』治療を健康保険の給付対象にするか否かで大もめです。この問題は以前から論議のあるものです。肥満が2型糖尿病をはじめ、高血圧やある種のガンなどの病因になることはよく知られています。でもタバコや高コレステロール血症だって同じ...続きを読む

ご夫婦はおたがいに性質や好みが似てくるものです。夫（あるいは妻）が2型糖尿病になると、その相棒も、そうでないカップルに比べて2倍も糖尿病になるリスクが高いことが分かりました。[DiabetesCare2003;26;710-712]2型糖尿病は、家族歴をみれば驚く程、遺伝的なものであることに気づきま...続きを読む

アメリカでは３分間に１人は糖尿病で亡くなっているというのに、相変わらず一般人の糖尿病に対する認識度は低いようです。小児糖尿病研究財団（JDRF、本部ワシントンＤＣ）が中心となって、糖尿病とその合併症についての理解を調べる10の質問を作り、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスで一般大衆の理解度を...続きを読む