胃腸の病気
ピロリ菌
50歳以上の約80%が保菌しているといわれるピロリ菌。ピロリ菌の感染経路、症状、ピロリ菌が引き起こす病気一覧、治療法、予防法についてまとめました。不安な症状があるときや、ピロリ菌の検査、除去を行いたいときにご活用ください。
記事一覧
ピロリ菌の原因・症状・胃がんとの関係
ガイド記事染谷 貴志ピロリ菌とは……ピロリ菌の原因・感染経路繰り返し起こる胃の痛み。ストレスではなく、ピロリ菌が原因かもしれませんピロリ菌の正式名称は、「ヘリコバクター・ピロリ菌」。食べ物や飲み水から感染する経口感染がほとんどで、多くが幼少時に感染すると考えられています。日本の場合は衛生環境が十分整っていなかった時代に...続きを読む
ピロリ菌の治療法・予防法
ガイド記事染谷 貴志ピロリ菌の除菌治療法と治療費3種類の薬を飲むだけで済むピロリ菌除菌。体への負担の少なさも魅力体内のピロリ菌の除菌と聞くと患者さんはどんな治療をするのか不安になるようですが、ピロリ菌の初回治療は、3種類の飲み薬(胃酸を抑える薬と、抗生物質であるアモキシシリンとクラリスロマイシン)を7日間飲むだけ。薬を...続きを読む
ピロリ菌の検査法・費用
ガイド記事染谷 貴志ピロリ菌を保菌しているか診断する方法は、大きく分けて内視鏡を使って行う検査と、内視鏡を使わない検査の2通りに分けられます。内視鏡で行うピロリ菌検査ピロリ菌の検査は大きく2通り。費用や検査スピードが異なるので、自分の希望に合う方を選びましょう内視鏡検査の際、胃粘膜の一部を採取してピロリ菌の有無を診断す...続きを読む
胃がんの主因はピロリ菌!ピロリ菌の治療適応と治療法
ガイド記事今村 甲彦胃癌の主因はピロリ菌ピロリ菌はやはり胃がんの主因だった!世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は、2014年9月「胃がんの80%はピロリ菌感染が原因で、除菌によって胃がん発症を30~40%減らせる」との報告書をまとめました。IARCは1994年にピロリ菌感染を胃がんの発症要因に分類して...続きを読む
胃がんだけではない!ピロリ菌感染が関与する意外な病気
ガイド記事今村 甲彦胃がんだけではない!ピロリ菌が原因となる症状・病気胃がんや胃潰瘍の原因にもなるピロリ菌。他の病気との関連性も報告されていますピロリ菌感染によって、「萎縮性胃炎」「消化性潰瘍」「過形成ポリープ」「胃がん」「胃MALTリンパ腫」「機能性ディスペプシア」などの上部消化管疾患が引き起こされることが明らかにな...続きを読む
ピロリ除菌率を飛躍的に向上させる、LG21乳酸菌の効果
ガイド記事今村 甲彦除菌の問題点を改善!LG21で除菌成功率が飛躍的に向上除菌1ヵ月辺り前からLG21を摂取すると、除菌成功率が向上するとされていますピロリ菌に対する除菌療法は現在、一次・二次除菌療法が保険適応とされており、一次療法では、胃薬のプロトンポンプ阻害薬に抗菌薬のアモキシシリンとクラリスロマイシンを加えた3剤...続きを読む
いるだけで悪影響?ピロリ菌が引き起こす胃の病気とは
ガイド記事今村 甲彦ピロリ菌がいるだけで胃の症状を起こすこともお腹の調子が悪いのはピロリ菌のせいかもしれませんヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)が胃の中に存在すると、胃粘膜を持続的に障害し胃炎を引き起こします。そして、慢性胃炎を背景として、「萎縮性胃炎」、「消化性潰瘍(胃潰瘍、十二指腸潰瘍)」、「胃MALTリンパ腫」、...続きを読む
50代の7割が感染! ピロリ除菌の効果とは
ガイド記事吉國 友和慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍(い・じゅうにしちょうかいよう)……このような病気と診断されたことはありませんか?こうした病気は再発することもあり、その中には胃癌が潜んでいることもあります。日本人の40代以上で、大きな病気の原因となるピロリ菌とその治療についてご紹介します。50代の70%以上に感染ピロリ菌...続きを読む