外国株/外国株関連情報

大変貌中のマカオ株で株価10倍増を目指す(3ページ目)

マカオにラスベガスの大資本が大挙して流入し、未曾有の大開発が行われています。マカオが東洋のラスベガスになる可能性は高く、そうなれば14億人の中国人が押し寄せます。この波に乗って資産を10倍増させましょう!

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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さらなる発展要因もあるんです!

メルコが運営するカジノ、モカスロットの中の風景。ほとんど先進国のカジノと変わりません
それから、新濠国際発展にはさらなる発展の引き金が2つあります。まず1つはマカオでのカジノホテル事業の米国分離上場。同社はオーストラリアの大富豪が運営する一大メディア企業、パブリッシング&ブロードキャスティング(以下PBL)と合弁でマカオカジノ事業を展開しています。ちなみにPBLはオーストラリアで最大のカジノ企業。このアジア最大級の2つのカジノ企業が手を組んで、ラスベガス勢に対抗していこうというのが狙いです。そして、この合弁会社の株式の10~20%を米国で株式公開し、1200億円あまりを調達する計画があります。米国のアナリスト筋の話では、中国から毎年数百万人もの訪問者が見込まれるマカオのカジノ関連銘柄は米国では注目度が高く、堅調な需要が予想されるとのこと。実際のところ、MGMやサンズなどのラスベガスのカジノ銘柄はマカオ進出が材料視され、2003年以降で株価が2倍以上に高騰している。しかも、前述のとおり米国企業は法律上の関係から、超高額な賭をする中国人、いわゆるハイローラーの対応をすることが出来ず、マカオの旨味を100%享受できるわけではない。ところが、新濠国際発展のカジノ事業はその旨みを100%享受できるのです。

タイにも進出予定!?

もう1つの引き金は、タイでのカジノ進出計画。同社とPBLは合同でマカオに限らず、アジア中のカジノに進出しようとしています。通常、国家がカジノを行う場合、2~3社ほどの元締め会社に開発を一任するのですが、マカオ以外の国で、この元締めの地位を獲得しようという計画です。もちろん、そのターゲットの1つが日本であることは言うまでありません。最近ではシンガポールのカジノ権利獲得にも乗り出したのですが、結果的には米国のラスベガス勢に負けてしまいました。しかし、タイの権利は獲得できる可能性が非常に高いといえそうです。なぜなら、PBLが現在のタイの大統領に大量の資金援助を行っているためです。タイのカジノ権利が取れれば、同社の株価は大きく吹くであろうことは言うまでもありません。

このように魅力たっぷりの新濠国際発展がいまなら1株たったの280円で買えます。最低売買単位は1000株ですから、28万円。仮に1万株買って5~10年で10倍になれば、約3000万円まで資産が増える計算です。マカオの夢を買ってみるのも一興と思うのですがどうでしょうか?

下記メールアドレスまで、是非ご感想をお寄せ下さい(何でもいいのでよろしくお願いします)
foreignstock@im.allabout.co.jp

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