自動車保険を契約すると、ほどなく保険証券が郵送されてきます。これは保険会社との正式な契約書ともいうべきものです。にもかかわらず、中身をきちんと確認しなかったり、封も切らずにタンスの引出しへ片付けたりしてしまう方がよくいらっしゃいます。
保険会社、代理店ともに最大限の注意は払っているのですが、人間が絡む所に間違いがないとは言えませんし、機械が読み取りミスを犯す場合だってあります。保険証券に間違いがあったら、せっかく契約した保険が万が一の時に役に立たないかもしない可能性だってあるのです。
自己責任が問われるこの時代、保険証券が送られてきたら、一度封を切ってしっかりチェックして、自分の保険内容を把握しておきましょう。
1. 保険契約者の氏名、住所、契約車両に間違いはありませんか?
例:坂本さんと阪本さんなど姓名が間違っている。
:登録番号が間違っている。
2. 契約した保険、特約等に間違いはありませんか? 例:付けたつもりの特約が、証券に記載されていない。
:変更したはずの年齢条件などが変更されていない。
:免責金額などがちがう。
3. 保険期間、保険金額に間違いはありませんか?
例:数字のミスプリントで金額が一桁違う。
万が一のために備えるのが保険なのですから、申し込んだ内容と保険証券の内容が合っているかどうかしっかりと確認し、もし間違いがあった場合には、すみやかに保険会社や代理店に連絡して訂正してもらいましょう。