型式別料率でどのようになったのかというと、車両保険はそのままですが、賠償料率クラスではなく、
▼型式別料率クラス
対人賠償保険 1~9クラス
対物賠償保険 1~9クラス
搭乗者・人身傷害 1~9クラス
車両 1~9クラス
などというように細分化されました。同時に型式から反映させていくためにこれまであった安全装置割引(エアバッグ・ABS・安全ボディーなどの割引)がなくなっています。
なくなってどうなるかというと型式からみていきますから最初からそれを考慮した保険料構成になっているということです。
保険料としてはより細分化され車種に見合ったより公平性のある保険料になっていると同時に非常に複雑化しているとも言えます。
今年は色々比較してみてA社が安かったから来年もA社が安いとは実は限りません。このあたりはこまめにチェックしていく必要があります。
◆その他
年齢条件を35歳以上補償などは一部の保険会社だけでしたが、これを採用する保険会社もかなり増えました。また家族限定特約をより絞った夫婦限定特約や本人限定特約なども一般的になりつつあります。
年齢条件の細分化していく動きや現在免許証の色・走行距離・利用目的などを中心としたリスク細分を採用している保険会社が多いですが、今後の方向性としてさらに別のリスク項目の採用やその細分化も考えられます。
また保険会社によりますが、保険料水準そのものも頻繁に改定して(車種・割引・契約条件によって値上げ・値下げアリ)いますので、値段がすべてではもちろんありませんが、こうしたことも是非知っておいてください。
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