自動車保険/自動車保険関連情報

どうしよう、相手の車に逃げられた!

事故にあってケガをして、相手の車に逃げられてしまった場合には、一体どうすれば良いのでしょうか?このようなときの対処法についてご案内します。

執筆者:松本 進午

  • Comment Page Icon
飲酒運転と併せて、ひき逃げについても罰則の強化が検討されていますが、事故にあってケガをして、相手の車に逃げられてしまった場合には、一体どうすれば良いのでしょうか?

今回は、このようなときの対処法についてご案内します。(前回の記事はコチラ

相手の車に逃げられた!

画像の代替テキスト
あまり考えたくはありませんが、相手に逃げられてしまうことも想定しておく必要があります。
交通事故にあってケガをしてしまい、ただでさえ動揺しているところに、相手の車に逃げられてしまうというのは、ある意味最悪のシチュエーションです。しかし、このようなときにこそ冷静に対処できるように、日頃から備えておきたいものです。

そこで、まずはイザというときに慌てないための対策について考えてみましょう。

人身傷害保険で備える

現在加入している任意保険に、人身傷害補償保険が付いていないようであれば、これを機会に検討することをオススメします。人身傷害補償保険を付けておけば、契約車両に搭乗中はもちろんのこと、記名被保険者およびその家族が、一定の条件を満たす他の車に乗っている時や、歩行中に、当て逃げやひき逃げの被害にあったとしても、治療費や休業損害などの補償を受けることができます。

ただし、契約車両に搭乗中のみ補償される条件で特約を付帯した場合には、この限りではありませんので、この点くれぐれもご注意ください。

ところで、不幸にして自分で加入している任意保険に、人身傷害補償保険が付いていなかった場合には、泣き寝入りするしか無いのでしょうか?

実はこんなときのために、政府による被害者救済の制度が用意されています。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます