後部座席のシートベルト着用、チャイルドシート使用は「義務」
タクシーやバスであっても後部座席のシートベルト着用は義務なのです
2008年より着用していなければ違反となり、行政処分がくだされ、ドライバーに1点の違反点数が付されています。この効果もあり、ベルト着用率、チャイルドシート使用率はともに徐々に上昇しています。
義務化当初は着用があまり意識されなかったタクシーやバスであっても、特に高速道路では万が一の交通事故に備えて、着用を心がける人が増えています。
後部座席のシートベルトはやっぱり効果あり!
最新の交通事故情報「平成25年中の交通事故の発生状況(警察庁交通局)」によれば、シートベルトの「有る」「無し」は致死率に大きな差をもたらしています。
●座席全体:15倍以上の差
シートベルト有り 致死率0.15%
シートベルト無し 致死率2.27%
この致死率の差を座席別に見てみましょう。
●運転席:60.6倍
●助手席:19.8倍
●後部座席:4.5倍
いずれもベルト無しが、ベルト有りの致死率を上回りました。誰がどう見てもシートベルトをしていたほうが家族や自分、同乗者の命を守れるという結論に達します。
「面倒」「子どもがいやがるから」といった理由で取り返しのつかない事態を招いてしまわないよう、十分に注意しましょう。
後部座席でシートベルトやチャイルドシートを使っていなかったら?>>