自動車保険/自動車事故の対応はこうする

後部座席もシートベルト、チャイルドシートで安心!

2008年6月1日より後部座席のシートベルト着用が義務化されています。6歳未満の幼児については、チャイルドシートの使用が2000年から義務化となっています。これらの措置はどれほどの効果をもたらしているのでしょう。

西村 有樹

執筆者:西村 有樹

自動車・バイク保険ガイド

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後部座席のシートベルト着用、チャイルドシート使用は「義務」

タクシーやバスであっても後部座席のシートベルト着用は義務なのです。

タクシーやバスであっても後部座席のシートベルト着用は義務なのです

運転席や助手席のシートベルト着用は当たり前。でも、後部座席のベルトやチャイルドシートについては、着用の義務を忘れてしまっている人もいるようです。

2008年より着用していなければ違反となり、行政処分がくだされ、ドライバーに1点の違反点数が付されています。この効果もあり、ベルト着用率、チャイルドシート使用率はともに徐々に上昇しています。

義務化当初は着用があまり意識されなかったタクシーやバスであっても、特に高速道路では万が一の交通事故に備えて、着用を心がける人が増えています。

後部座席のシートベルトはやっぱり効果あり!

すべての座席においてシートベルト(チャイルドシート)の着用で致死率が低くなっていることがハッキリ。 「平成25年中の交通事故の発生状況(警察庁交通局)より」

すべての座席においてシートベルト(チャイルドシート)の着用で致死率が低くなっていることがハッキリ。 平成25年中の交通事故の発生状況(警察庁交通局)より


最新の交通事故情報「平成25年中の交通事故の発生状況(警察庁交通局)」によれば、シートベルトの「有る」「無し」は致死率に大きな差をもたらしています。

●座席全体:15倍以上の差
シートベルト有り 致死率0.15%
シートベルト無し 致死率2.27%

この致死率の差を座席別に見てみましょう。

●運転席:60.6倍
●助手席:19.8倍
●後部座席:4.5倍


いずれもベルト無しが、ベルト有りの致死率を上回りました。誰がどう見てもシートベルトをしていたほうが家族や自分、同乗者の命を守れるという結論に達します。
「面倒」「子どもがいやがるから」といった理由で取り返しのつかない事態を招いてしまわないよう、十分に注意しましょう。

後部座席でシートベルトやチャイルドシートを使っていなかったら?>>
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