信号機を壊すと1000万円超も!
一見たいした事なさそうなガードレールや道路標識ですが、実際に破損すると、一般的なケースでも数十万円、標識の種類によっては数百万円の修理代を請求されることもあります。また、何の変哲もない普通の信号機を壊した場合であっても、運が悪ければ1000万円超(!)の請求書がきて目玉が飛び出ることになりますので、くれぐれも対物賠償保険の保険金額が不足することのないように気をつけてください。
以前の記事でもお話しましたが、損害賠償の金額が保険金額を超えてしまうと、保険会社に示談交渉を代行してもらうことができなくなってしまいますので、対物賠償保険の保険金額は、やはり何が何でも「無制限」にしておくべきでしょう。
どうする? キャンセル料
さて、運悪くスキー場にたどり着く前に事故を起こして、ホテルをキャンセルしなければならないようなケースもあろうかと思いますが、一部の保険会社には、このような場合にホテルのキャンセル料を補償する特約が用意されています。当日のキャンセルとなれば、高額なキャンセル料を請求されて「泣きっ面にハチ」ということになってしまいますので、遠出することが多い方は検討する価値アリでしょう。
他にも事故によってやむなく現場付近に宿泊した場合の宿泊費用や、別の交通手段で帰宅するための交通費を補償する特約なども用意されていますので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
最後に、雪道のドライブでは、保険のお世話になることのないように、くれぐれも安全運転を心がけてくださいね。
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