車両保険は契約している? またそのタイプにも注目
不特定多数の人が利用する駐車場では、何がおきるかわかりません
この場合、自動車保険で使えるのは車両保険になります。車両保険のタイプは主に2つに分類されています。
●一般タイプ
車両保険といえばコレ! というほどオーソドックスなタイプ。もちろん駐車場でつけられたいたずらレベルのキズ、落書きにも補償を受けることができます。加入していれば保険を使って修理できます。
●エコノミータイプ
一般タイプに比べて割安ですが、駐車場でのいたずらや落書きにも対応できます。盗難もOKですが、なかには修理ができない事故もあります。
とりあえず車両保険に加入しておけば、いずれのタイプでも補償可能です。しかし、エコノミータイプは補償されないケースもあるのです。
キズが「いたずら」「落書き」程度ならOKだが…
「一般タイプ」「エコノミータイプ」を問わず、駐車場に停めていた場合のいたずらや落書きによる破損は保険で修理することができます。また、走行中に小さな石が飛んできて、フロントガラスを傷つけた場合も、問題なく補償を受けられます。しかし場所が駐車場だけに、「他の車が車庫入れでミスして、愛車に大きな傷をつけて逃走」というケースもあります。相手が特定できない事故の場合、保険を使えないのがエコノミータイプの大きな弱点です。
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