免許証の自主返納支援制度とは
ところで、もみじマーク標示義務化に先立って、この4月から東京では運手免許証の自主返納支援制度というものがスタートしています。(各地で同様の制度がスタートしていますが、残念ながらまだ実施していない自治体が多いようです・・・)この制度は、警察・自治体や、高齢者運転免許自主返納サポート協議会(以下サポート協議会)に加盟する企業・団体が中心となって、高齢ドライバーが運転免許証を自主的に返納するための支援を行うものです。
具体的な支援の内容は居住する自治体によって異なりますが、例えば渋谷区ではコミュニティバス回数券の交付を受けることができ、住民基本台帳カードの交付手数料が免除されています。
また、警察署や運転免許センターで申請すれば「運転経歴証明書」という免許証にソックリのカードを取得することができ、例えば東京では、この証明書を提示することで、サポート協議会の加盟企業・団体による各種特典を受けることができます。(返納の手続きや特典の内容など、詳しくは警視庁のウェブサイトで確認してください。)
代替交通手段が整備されていない地域ではなかなか難しいとは思いますが、大都市圏にお住まいで、「最近運転に自信がなくなった」という方や、「家族から運転が心配だと言われている」という方などは、この機会に免許証の返納を検討してみてはいかがでしょうか?