投資をするに当たって、意外と考慮されていないのが、投資に投入する金額の判断です。家計の中から、いくらくらいを、あるいは何%を投資に投入すべきなのか?ここの判断を間違えると、無理な投機に走ったり、何年かかっても投資目的が達成できなかったりします。

その人の投資経験や性格によって、おおまかに次の3通りの判断方法があります。

1.積極的に挑戦する方法


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投資に積極的に取り組める人なら、万が一の現預金を数か月分確保しておいて、残りをポートフォリオに投入すればいい。
家計の中でいつでも使えるお金を想定しておいて、残りのすべての資産を投入する方法です。毎月入ってくる収入が、病気、事故、リストラなどの突発事項で入ってこなかった場合に備えて、いざというときの予備資金を普通預金に置いておく金額としては一般的に3ヶ月から6か月分といわれています。

すると、手取り月収30万円の人であれば、90万円から180万円くらいが確保しておくべき流動性資金であり、その程度のお金はリスク商品に絶対に投入しないと決めておき、それを超えた資金でポートフォリオを作る考え方です。家計が赤字でなければ、毎月の余剰資金をコツコツと投入を継続していけるメリットがあります。大多数の個人に適用できる方法です。

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2.投資のゴールから逆算する方法


何年後に資産をいくらにしたい!あるいはする必要がある!ということが明確になっている人であれば、ゴールから逆算してスタートの投入金額を決めることが合理的です。ただし、この場合には期待収益率や想定利回りが決まっていなければ逆算できません。

たとえば、10年後のゴールが1,000万円であり、想定利回りが8%であれば、スタート時の投資元金は500万円必要です。計算式は、500万円に1.08の10乗をかけると、1,079万円になるという具合です。

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期待収益率の計算はファイナンシャルアドバイザーに依頼してくださいとお伝えしていましたが、最近は無料で使えるツールとしてWeb上に貼り付けてあるサイトが登場しています。たとえば、次のようなサイトです。ご参考にしてください。

【参考サイト】モーニングスターの金融電卓

それでは、最後に堅実な方に向いている判断方法をご紹介します。リスク許容度から逆算する投入金額の判断方法は次のページで