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キャンピングカーと自動車保険を考える(2ページ目)

アウトドア派には人気のキャンピングカーですが、自動車保険の引き受けに制限が入ることがあります。何故なのか? 理由も含めて考えてみましょう。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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キャンピングカーと3ナンバー自動車の維持費

キャンピングカーとそうでない場合の維持費の違いは?
自動車税や重量税なども変わっていますので、以前ほど大きな差はないでしょうがそれでも多少なりとも安くはなっています。

ちなみに任意の自動車保険の場合、キャンピングカーには年齢条件の設定がありません。年齢が若い人はキャンピングカーの方が保険料が安くなる可能性は高いでしょう。逆に年齢が高い人(具体的には30歳以上や35歳以上)は年齢条件の設定ができる方が自動車保険の保険料が安くなることがあります。

任意保険とキャンピングカー

損害保険会社としては実態に基づいて自動車保険の引受けをしますから、インターネットなどで顔の見えないユーザーに対して安易に見積りが作れないというのが実際のところでしょう。

要は実態に基づいて正しいかたちで自動車保険の引受けをするということです。仮に数年前に前述のようなかたちで実際にはキャンピングカーでないのに自動車保険をキャンピングとして契約していた場合、事故の際の対応はどうなるのでしょうか?

現車の確認をしていなければそのままキャンピングカーとして契約を続けていくことが可能ですが、事故などがあって現車の確認をすればキャンピングカーでないことは保険会社も分かります。

その保険会社、担当者の判断なので一概に何とも言えません。保険金を支払わないということはないかもしれませんが、次の自動車保険の継続時に問題になってくるのは間違いありません。

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