火災保険の過払い問題とは何なのでしょうか?
昨年は「保険金の不払い問題」が損害業界を揺るがした1年でした。ところがそれだけでなく今度は火災保険の「保険料の過払い問題」が昨年秋以降マスコミに取り上げられています。

一体どのようなことが問題なのでしょうか?火災保険の過払い問題について検証してみましょう。

今回取り扱っている問題が重いので少々記事の量が多くなっていますがご了承ください。

【INDEX】

P1 火災保険の過払いとは何か?
P2 火災保険の過払い、評価方法によるもの
P3 超過保険と一部保険、火災保険の割引制度
P4 火災保険の建物の構造級別による過払い
P5 省令準耐火構造とは?、火災保険の過払いを防ぐには?、過払いへの対処方法

火災保険の過払いとは何か?

そもそも火災保険料の過払いとは何なのでしょうか?火災保険の料率は地域と建物構造や用途によって決まります。建物構造の判定ミスや保険金額(補償額)が必要以上に多いケースや建物の用途(住宅か店舗かなど)の間違いなどが主なものです。

結果、本来の正しい構造で計算すれば保険料はもっと安いかも…、保険金額(補償額)が適性な評価(時価で評価が低くなる場合など)であれば保険料はもっと安いかも…、建物の用途が適正に判断されて計算していれば保険料はもっと安いかも…などということになります。

もちろんこうしたことに該当している人もいれば該当する可能性のある人もいると思います。逆に正しくやり直したら保険料が高くなることも全くないわけではありません。