「5」の年にライフプランを考えるシリーズの第2弾は「45歳編」です。35歳では自分の仕事のキャリアやライフプランについて自分なりのビジョンを描いて備えておくことが必要だという話を前回しました(→参照「"35歳"までに自分の人生を描け!」)。35歳でビジョンを描くことが10年間の行動を考えるコンパスとなるのです。
さて、45歳になったら、何を考えなくてはならないでしょう? 45歳といったら、仕事もプライベート(家庭)もめまぐるしく動く、大忙しの時期です。この年になると、仕事的には会社の中で大きな責任を抱えている人も多いことでしょう。家庭を振り返ってみれば、子どもの成長に伴う教育の問題や、住宅ローンなどで悩むことも多いはず。
10年前と比べれば、ほとんどの家庭では収入も増えたけど、支出も大きく増えているはず。単年度で見れば赤字になることもあるでしょう。怒濤のスピードで過ぎていく毎日だとは思いますが、ここで油断してはいけません。
45歳では自分の老後についてきちんと考えておかなければならないのです。
「そんな先のこと考えるヒマないよ!」と思うことでしょう。でも、老後のことを「そんな先のこと」と言えるのは35歳までです。なにせ、45歳であるということは「15年後には確実に60歳になっている」ことなのですから。
それでは、どんなポイントを整理していけばいいのでしょうか?
45歳でのチェックポイントはココだ! |
■老後のお金の準備は、現役のうちに終わらせる ■60歳から65歳になるまでの「空白の5年間」に備える! ■定年退職まで残り15年! いつまで働く? 働ける? |
(後半は次週掲載!)
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