今回も気になる年金マニフェスト!
昨年の衆議院選挙の際、「マニフェスト(政権公約)」を各党が掲げて選挙戦を繰り広げ話題となりました。特に年金改正に関する各党のマニフェストが、大きな注目をあび、比較されたりする中で私たち有権者は投票の参考としました。このコーナーでもマニフェストの年金関連記事を比較してみました。
さて、今回もどうやら論点は「年金マニフェスト」ということになりそうです。すでに年金改正法は成立してしまいましたが、実行はこれからですし、まだ未処理の課題も満載の法律でした。すでに通ってしまった年金改正法についての是非はもちろん、まだ問題が山積されている年金制度改革について各党はどのように考えているのでしょうか。年金マニフェストはそれを読みとるカギとなりそうです。
そこで、2回にわたって、与党の年金マニフェストと野党の年金マニフェストについて解説してみたいと思います。
[ 目 次 ]
●与党編(1)自民党の年金マニフェスト
●与党編(2)公明党の年金マニフェスト
●野党編(1)民主党の年金マニフェスト
●野党編(2)社民党、日本共産党の年金マニフェスト
●マニフェスト選びのポイントはココだ!
[ お 断 り ]
※筆者は、特定の政党を推奨する、あるいは非難する意図をもって本記事を執筆しているわけではないことをお断りします。筆者の目的は、分かりにくいマニフェストの内容を年金改正分野に絞って分かりやすく解説することにあります。
※政党の選択は、個人の自由と責任のもと行ってください。
※本記事は6月29日現在の各政党のオフィシャルホームページの記述を参考にまとめているものです。内容には細心の注意を払っていますが、本記事に明らかな錯誤がある場合は、正しい記述の根拠をお示しのうえ、ご連絡いただければ幸いです。