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お金と人生を考える本ベスト5!(2ページ目)

これからの人生とお金のことを考えるために読んでおきたい本ベスト5を考えてみました。単なる運用ゴシップ本ではなく、本当にあなたの人生と運用を支えてくれる役立つ本を200冊以上から選定!

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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5位■投資戦略の発想法(最新版)

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投資戦略の発想法
竹中大臣の懐刀としても活躍した有名金融コンサルタントの本です。書店にいけば一番入手しやすい本だと思います。以前出ていた同名の書を2005年8月に改版したものです。情報も最新化されており内容も手直しが入っていますので、今ならこちらを買うことをお薦めします。

本書では個別の株の売り買いのような些細な話ではなく、「投資戦略」と呼べるような一貫した投資に関するポリシーを持つことを訴えています。ポリシーを持つことで株の売買にも目標ができゴールがはじめて生まれるわけです。また、長期投資・分散投資についてもその重要性が具体的に述べられていますので、ぜひ参考にしたいところです。

また、住宅を買うのが当たり前だしそのためにお金を貯めると思っている人がいたら、とりあえず本書の住宅ローンについての論考は目を通しておいたほうがいいでしょう。住宅ローンが抱える「リスク」について考えることができると思います。

難点としては国の社会保障政策などについてかなり否定的なため、その分自ら貯めなければいけない資産のハードルが高くなることがあげられます。

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4位■お金に学ぶ~東大で教えた社会人学

男性
お金に学ぶ~東大で教えた社会人学
お金と人間の関わり、というと難しそうに感じられるかもしれませんが、なかなか学校では学ぶことのできないお金と私たちの関係について分かりやすくまとめた本です。「東大」とタイトルにはありますが、文章は分かりやすく、また図解がたくさんされているので、視覚的にも理解しやすい作りになっています。

どんなに清廉潔白な人であってもお金を得てお金を使わなければ生きていけません。また、お金が少なくても満足な人もあれば、どんなにお金があっても満足を得られない人もいます(もちろんその逆も)。ひとりひとりの人生が異なるようにお金との関わりもまた千差万別です。

本書では「稼ぐ」「使う」「借りる」「貯める」「増やす」などのキーワードごとにお金と我々、お金と我々の人生との関係を整理していきます。なんとなくお金というものを意識していた人にとっては、これからの長い人生でどうお金と関わっていくべきかを考えるよい刺激になることでしょう。

とはいえ、やや学術的な表現、社会人学的な視点が混じることは否めません。初めて読む人はそのあたりは難しく考えず、読み飛ばしてもいいかもしれません。

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→次のページでは3位と2位を発表!
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