4)ちょうどいい「暮らしぶり」を考えてみよう!
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当たり前のことですが、収入以上の支出を続けているといつかは家計は破綻します。一時的にはお金を借りてやりくりできますが(お金を借りるのは驚くほどカンタンです)、いつかは返さなくてはいけませんし、返すときには利息もつきます。「支出は絶対に収入より少なくする」しかないのです。
であれば、ちょうどいい支出とは収入以下の支出、ということになります。今の自分の生活はどうでしょうか。ムダづかいだらけで収支は毎月ぎりぎり、あるいは毎月少しマイナスの生活が当たり前になってたりしませんか? もしそうなら、「ちょうどよい」生活を考えてみてください。
知恵を使えば、リーズナブルで豊かな生活は可能です。たとえばコンビニで買えば350円のお茶のペットボトルをスーパーで買えば200円だったりします。ティーバックで自宅で煮出せば2リットルが数十円ですみます(しかもおいしい)。そんな工夫の積み重ねで支出を減らしてみてはどうでしょうか。
なお、何も1年365日つつましく暮らす必要はありません。出費にメリハリをつければいいと思います。メリハリある生活ができるようになると、どんとお金を使った食事や買い物の感動は増しますし、節約した生活をしている毎日も時々のゼイタクを満喫するための張り合いのある目標になります。だらだらとお金を使う毎日はとにかく最悪だと思ってみましょう。
出費をコントロールできるようになると、次の項目で説明する貯金ができるようにもなります。ぜひ、ちょうどいい「暮らしぶり」を考えてみてください。
→その5 あらゆる「借金」をできるだけ避けろ!
普通・自分を考える/セオリーを信じない/稼ぎを増やす/暮らしぶりを意識/借金を避ける/貯金癖をつける/まとめ 一歩先を予測し備える