銀行に貯金してはいけないって本当?
本当に銀行に預けなくていいの? |
ただし、通読すると、どうにも「銀行にお金を眠らせることは意味がない」といったトーンになっているようです。刺激を与え、変化を促すためには必要なアドバルーンだと思いますし、銀行を悪者にするのは受け入れやすいため、そういうストーリー展開に至るのもよく分かります。
しかし、お金を銀行に預けることの意味もまたあるのです。私の考えでは「お金はまず銀行に預けろ」と思います。銀行に預けるのは銀行のためではなく、自分のために意義があることだからです。
逆にいえばそう考えて銀行とつきあうことが「金融リテラシー」だと思います。そして、その次に、「お金を銀行に“だけ”預けるな」という考えを整理することが重要だと思います。今回はあえて挑戦的に「お金を銀行に預けることの意味」を説明してみます。
その1●貯金は資産形成の第一歩である
その2●貯金をすると運用のリスクを抑えられる
その3●貯金とリスク資産の比率で高いリスクも取れる
その4●貯金は「銀行のため」ではなく「自分のため」にしている
その5●もし、銀行に貯金してはいけない状況があるとしたら?
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