ラッフルズ・プレイス&シティ・ホール周辺
シンガポールのシンボル、マーライオン。マーライオンが水を噴くマーライオンパークは記念撮影スポットとしても人気が高い
また、ラッフルズ上陸記念の地周辺はラッフルズプレイスと名付けられており、近代シンガポール発祥の地ともいわれ、コロニアル建築の歴史的遺産が集中する場所でもあります。見どころは主に、MRTラッフルズ・プレイス駅と、シティホール駅の周辺に広がっています。
MRTラッフルズ・プレイス駅を降りると、目の前にはシンガポールリバーが優雅にたたずみ、川岸では、ラッフルズ上陸の地をはじめアジア文明博物館・エンプレス・プレイスや、植民地時代の中央郵便局の建物がホテルとなったフラトン・シンガポールなど、白亜のコロニアル建築群を目にすることができます。近代的な高層ビルとコロニアル風情漂う歴史的建物とのコントラストが織りなす個性的な景色を散歩をするのも心地いいのですが、船からこの景色を眺めるシンガポール・リバー・クルーズ(所要30~45分)もおすすめ。川沿いには、飲食店が集うボート・キーもあり、おしゃれなディナースポットとして地元客にも人気があります。
さらに、このエリアで外せないのがマーライオンパーク。シンガポールの象徴ともいえるマーライオンが海に向かって勢いよく水を吐き出す姿を、真正面の桟橋からも眺めることができるます。シアターとコンサートホール2つの巨大ドームが並ぶその姿からドリアンシアターとも呼ばれる複合文化施設エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイや、カジノを有する話題の最新スポットマリーナ・ベイ・サンズなどの絶景を見渡すこともできるので、記念撮影スポットとしても賑わっています。
白亜のコロニアルホテル、ラッフルズホテル。ホテル内には静かでゆったりとした時間が流れている
その他にも、このエリアには修道院を改装したレストラン&ショッピングアーケードチャイムスや、ゴシック建築の美しさを堪能できる聖アンドリュース大聖堂などの見どころもあります。