ハワイ/ハワイ基本情報

ハワイのエリアガイド

130もの島々で構成されているハワイ諸島。そのうち私たちツーリストが訪れることができるのはオアフ、ハワイ、マウイ、カウアイ、モロカイ、ラナイの6島。広さや地形、魅力も異なる6つの島を早わかりで解説します。

森谷 貴子

執筆者:森谷 貴子

ハワイガイド

どこが見どころ? ハワイのエリアガイド

ハワイ=ワイキキビーチのイメージからは想像できない、緑濃いジャングルに覆われたカウアイ島(写真協力:ハワイ州観光局)

ハワイ=ワイキキビーチのイメージからは想像できない、緑濃いジャングルに覆われたカウアイ島(写真協力:ハワイ州観光局)

太平洋の真ん中に位置するアメリカ合衆国ハワイ州。みなさんが「ハワイ」と呼ぶ南の島は、主要8島と120もの島々で構成されている「ハワイ諸島」です。そのうち、私たちツーリストが訪れることができるのは、6つ。広さや地形、魅力も異なる6つの島を早わかりで解説します。

ハワイ諸島のプロフィール 

ハワイ主要8島マップ。ハワイ全島で132島あり、合計面積は日本の四国の約95%ほど。3番目に大きいオアフ島の面積は、東京都の約80%

ハワイ主要8島マップ

「浜からもう蟹 (ハ・マ・カ・ラ・モ・オ・カ・ニ)」。その昔、人気ドラマの中でキャビンアテンダントを目指す主人公が唱えていたハワイ主要8島の覚え方です。南からハワイ島、マウイ島、カホラヴェ島、ラナイ島、モロカイ島、オアフ島、カウアイ島、ニイハウ島のゴロ合わせですね。

ハワイ州旗(下)には、ハワイ8島を象徴した8本のストライプがある(写真協力:ハワイ州観光局)

ハワイ州旗(下)には、ハワイ8島を象徴した8本のストライプがある(写真協力:ハワイ州観光局)

今から約500万年前、海底火山の噴火によって最初に誕生したのがカウアイ島。ここから南東に噴火を繰り返し、連なった島々が形成されました。最も新しいハワイ島が誕生したのは100万年前。ハワイ島の火山活動は、今なお続いています。

8島のうち、ニイハウ島はハワイ先住民が暮らす個人所有の島。不定期で島上陸のヘリコプターツアー(カウアイ島発)が行われていますが、立ち入ることが可能なのは限られたエリアのみで、島民との接触は禁じられています。また、軍事演習場として米軍管理下に置かれていたカホラヴェ島は、1994年ハワイ州に返還後、自然環境復元作業が行われており、立ち入ることができません。

ハワイ諸島は、これらの主要8島が位置する「南東ハワイ諸島」と、ニイハウ島より北にあり、溶岩とサンゴ礁でできた小さな島(無人島)が連なる「北西ハワイ諸島」で構成されています。北西ハワイ諸島とその周辺海域には、絶滅危惧種のハワイアンモンクシールやアオウミガメなどハワイ固有種の海洋動物、希少な鳥類が生息しており、2006年パパハナウモクアケア海洋国家遺産に指定。2010年には、世界遺産に登録されました。

<関連リンク> ハワイ州観光局

ハワイの世界遺産紹介記事はこちら>>>ハワイの観光・世界遺産
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