ドバイ/ドバイのお土産・ショッピング

ドバイの市場(スーク)(3ページ目)

近代的なイメージが強いドバイ、元来のドバイを感じることが出来るスーク(市場)の楽しみ方を徹底的にご紹介します。

西田 麻紀

執筆者:西田 麻紀

ドバイガイド

パシュミナを大量買い! テキスタイルスーク

パルミラ全景
テキスタイルスークの入り口にあるモロッコの民芸品を扱う露店

スパイススーク前の乗り場からテキスタイルスーク行きのアブラに乗って入り江を渡ると、そこはもうテキスタイルスークの入り口です。アラブの古き良き町並みが今も残るバスタキヤ地区に位置するテキスタイルスークは、観光客に大人気の観光スポット。スークをはじめとするアラブ様式の建築物を背景に散策するのも、おすすめ。ドバイの歴史や文化を学ぶことが出来るドバイ博物館も近くにあります。

インドのテーブルクロスやストール

インドのテーブルクロスやストール

ここでは、カラフルなモロッコの靴やベルトなどの民芸品を販売する露店から始まり、インドの手作りバッグやストールなど女性へのお土産に喜ばれそうなものを見つけることができます。ストールはシルク、ベルベット、オーガンジー、そして人気のパシュミナなどが日本に比べてお手ごろ価格で入手できます(大量に購入する際にはぜひ言い値の7割くらいから交渉をしてみてください)。手芸用品店も隣接しているので、スパンコールやビーズなどを一緒に購入しオーガンジーやパシュミナに縫い付ければ、手作りなのにゴージャス度が断然UPしますよ!

 

シフォンのブラウス

オーダーメードで作ったシフォンのブラウス(私物)

テキスタイルスークにある生地屋ではシルク、サテン、綿、デニム、オーガンジー、レース……そしてなんと、浴衣の生地まで何でもが日本の半分以下の価格で手に入れることができます! それだけでも嬉しいですが、ドバイに1週間以上の滞在を考えている人にぜひおすすめしたいのが洋服のオーダーメイドです。日本からファッション雑誌や、お気に入りの洋服を持ち込んで自分にあったサイズで作ってもらうことができます。テーラー(仕立て屋)の店員はインド人が多いので、簡単な英語が話せれば誰でも気軽にオーダーできます。オーダーメイドは現地在住の日本人の間でも非常に人気が高く、クオリティーの高さがうかがえます。

ただ、ドバイでは悲しいことですが「時間厳守」という言葉が通用しないのが現状です。注文する際には必ず、受け渡し日と店の電話番号を聞き、受け渡し日の前々日くらいから確認の電話をかけることをおすすめします(勿論当日、受け取りに行く前も!)。ドバイでは、しつこいくらいの確認作業が丁度良いのです!

<DATA>
■Textile Souk(テキスタイルスーク)
住所:バー・ドバイ地区 
アクセス:アブラのテキスタイルスーク乗り場から約5分
ドバイ博物館、イラニアン・モスクから徒歩2~3分
営業時間:9:30~13:00/16:00~22:00(※金曜は午後のみ営業)

アラブの伝統的なショッピングは、いかがでしたか? 最後にひとつだけお伝えしたいことがあります。スークでの買い物は、買う前にしっかりと商品をチェックしてください。テキスタイルスークではほつれた物、ゴールドスークでは宝石が取れかかっているもの、フィッシュマーケット(スーク)では、腐っている魚屋果物が売られていることも過去に経験したことがあります。快く交換や返品をしてくれる良心的なお店が普通な日本とは違い、口論などのトラブルに発展する可能性があるのもドバイのスークなのです。自分の目で選んだステキなものを、お手頃価格で楽しめるこれがスークショッピングの醍醐味です。
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