Mac OSの使い方/Mac OS 関連情報

Image Events を使う!(2ページ目)

Mac OS X 10.3 以降の AppleScirpt には 「Image Events」というコンポーネントが追加されています。簡単な使い方を解説しましょう。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド


応用してみよう


<スクリプト例1>を基本として、 scale ... の行だけを変更することで画像をいろいろ変化させることができます。いくつか書き換え例を挙げてみましょう。
スクリプト記述例 意味 crop myImage to dimensions {800,200} 画像を中央から800x200に切り取ります。サイズを変更するには{800,200}の数字部分を任意の数字に変更します。 flip myImage horizontal true 左右反転します。 flip myImage vertical true 上下反転します。 pad myImage to dimensions {800,200} crop とほぼ同じ動作 rotate myImage to angle 90 90度回転します。90 の部分を 0~ 360 範囲で指定できます。また、90,180,240,360 以外では、画像がすべて収まるように拡張され、黒い余白が追加されます。
※上記以外のコマンドはスクリプトエディタで「ImageEvents」の用語説明
「Image Suite - コマンド」を開いて確認してください。


最後に…


いかがでしたか?AppleScriptがまったくわからない人にとっては少し難しい内容ですが、冒頭で説明したスクリプトを少し訂正するだけで、いろんな使い方ができるはずです。
特に僕の場合は、記事中に挿入する画像や記事の見出し画像のサイズと種類はAllAboutから指定されているので、これからこのスクリプトのお世話になりそうです。

(2004年9月25日 木下幹司)


関連リンク:
AppleScript - Image Events (英語)※サンプルコードをダウンロードして参考にしよう!
AppleScript をはじめよう! (from All About)
スクリプトメニュー (from All About)
GUI Scripting を楽しもう! (from All About)
スクリプトで計算 (from All About)
AppleScript に関するコラム (from All About)
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