Mac OSの使い方/Macの設定・管理

Mac OS X Lionを新規インストールする4つの方法

新しいOSは内蔵ディスクになにも入っていない状態でインストールしたいと思うのが人情。よってMac の内蔵ディスクにMac OS X Lionを新規にインストールする方法を紹介します。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド

Mac OS X Lionを新規インストールしたい!

Mac App StoreからダウンロードしたMac OS X Lionは、Snow Leopard(Mac OS X 10.6.6以上)からのアップグレードを想定しているため、そのままではMac内蔵ディスクをフォーマットしてインストールすることはできません。

しかし、新しいOSは内蔵ディスクになにも入っていない状態でインストールしたいと思うのが人情。ここでは、Mac App Storeからダウンロードできる「Mac OS X Lion インストール」を使って、Mac の内蔵ディスクにMac OS X Lionを新規にインストールする方法を紹介します。

まず、OSを新規インストールする方法として以下があります。それぞれ必要となるメディアが異なるため、所有しているメディアや予算などに合わせてインストール方法を選択してください。

■リカバリー領域から起動してインストール
  • ハードディスクが故障したときには使えない
  • パーティション変更に制限あり(サイズ変更や追加は可能)
  • あらかじめMac OS X Lionがインストール済みであること(インストール時に初期化は可能)
  • Macがインターネットに接続されていなければならない(注1)
■リカバリー用USBディスクから起動してインストール  
  • ハードディスクが故障していても使える※
  • パーティション変更に制限あり
  • Mac OS X Lionがインストールされていなくても使える※
  • Macがインターネットに接続されていなければならない(注1)
※リカバリー用USBディスク作成時にはMac OS X Lionが必要
(注1)企業内などでプロキシサーバーを経由する接続方法は利用不可 

■DVD-Rから起動してインストール
  • ハードディスクが故障していても使える
  • パーティションのレイアウト変更可能
  • Mac OS X Lionがインストールされていなくても使える
  • Macがインターネットに接続されていなくても使える
※DVD-R作成時にMac OS X Snow Leopard(10.6.6)または、Mac OS X LionがインストールされたMac、および4GB以上のブランクDVD-Rが必要

■USBメモリから起動してインストール
  • ハードディスクが故障していても使える
  • パーティションのレイアウト変更可能
  • Mac OS X Lionがインストールされていなくても使える
  • Macがインターネットに接続されていなくても使える
※DVD-R作成時にMac OS X Snow Leopard(10.6.6)または、Mac OS X LionがインストールされたMac、および5GB以上の空き容量があるUSBメモリまたは、外付けハードディスクが必要

次のページから、それぞれの方法について解説します。

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