●レイアウトモードでフィールド書式を設定
順当に進めば、現在は「売上管理」のレイアウトで、レイアウトモードになっているはずです。異なっていたら変更してください。
ここで、フィールド書式というものを設定します。製品名のフィールド部分を選択して、書式 - フィールド書式 を選びます。
ここで、フィールド書式を「ポップアップリスト」、次の値一覧の値を表示 に先ほど作成した「製品名リスト」を選びます。これで、ブラウズモードで製品名のフィールドをクリックすると、製品名リストから選択できるようになりました。簡単ですね。
モデルの入力でも製品カタログの情報から選択できるようにしてみましょう。
まずは製品名と同じ手順で値一覧を設定しましょう。ファイル - 定義 - 値一覧 で 新規に「モデルリスト」という値一覧を作ります。
値一覧名を「モデルリスト」、値を「フィールドの値を使用」を選び、開いてくるダイアログで、「最初のフィールドの値を使用」とあるポップアップリストで「製品カタログ」を選び、「モデル」をクリックしてOK ボタンを押します。あとは、レイアウトモードで「モデル」フィールドのフィールド書式を変更し、ポップアップメニューで選択できるようにしておきます。
ここまでできたら、ブラウズモードで使ってみましょう。以下のようになります。
…… あれれ、ちょっと期待した結果とちがいますね?
製品名は eMac なのに、関係のないモデルの種類まで一覧されてしまうので、使いづらくなっています。本当ならば、eMac のモデルだけが一覧されなければ変ですよね?
このように“その製品名のモデルだけのリスト”を値一覧として表示したい場合、どうすればいいでしょうか?
やりたいことは、現在のレコードで入力されている名前のモデル名だけ一覧したいわけですから、ようするに、値一覧の内容を絞り込みたいのです。
これは、フィールド指定のダイアログを見るとヒントがあります。値を絞り込むためには、どうやら「関連レコードの値のみ含める」という項目を選び、関連するテーブルを選択すればよさそうです。