無線LANのトラブルは誰でも解決できる

ネットする場所を選ばない無線LAN環境、ノートブックタイプのMacを使用している人ならもはや必携とも言えるでしょう。

ただし、その構造上インターネットに接続できなくなったり速度が遅くなったりすることがあります。こういったトラブルはほとんどの場合、単純な原因によるもので対処方法さえ知っていれば誰にでも復旧できるものです。

ここでは、トラブル事例別に原因の特定方法と対処方法を紹介しましょう。


まずは用語をおさらい

この記事中で取り扱う専門用語を以下に解説します。何となくでもよいので言葉の意味を理解しておいてください。
  • 「無線LAN親機」… 「無線LANブロードバンドルーター」と呼ばれることもあります。無線でネットにつなぐときの電波の発信元と言えば理解できるでしょうか? Apple製品では「AirMac Extrameベースステーション」が該当します
  • 「無線LANカード」… 無線LAN親機に接続するための機器のひとつです。上記の親機に対して、子機とも呼ばれます。最近のMacでは内蔵されているため(内蔵型AirMac Extreme)、目にすることはありませんが、初期のMacでは別売りとなっており、後から装着する必要がありました
  • 「MACアドレス(マックアドレス)」…MACとはMedia Access Control addressの頭文字を取ったもので、ネットワークに接続するための機器に割り当てられている個別のIDです。無線LAN環境では、セキュリティの強化のため、MACアドレスによって無線LAN親機への接続を許可したり禁止したりすることができます
  • 「IPアドレス(アイピーアドレス)」…パソコンでインターネットにつなぐ場合には、それぞれに固有のアドレスを割り当てる必要があります(数字で指定)。種類として世界で1つだけの「グローバルIP」と家庭内だけで使用する「ローカルIP」があり、ローカルIPは同じアドレスになる場合があります
  • 「DNSサーバー(ディーエヌエスサーバー)」…ドメインネームサーバーの略で、例えば「http://www.apple.com/」という文字列をIPアドレスに変換する大切な役割を持っています
  • 「DHCPサーバー(ディエイチシーピーサーバー」…パソコンにはそれぞれ固有のIPアドレスを設定する必要がありますが、いちいち手入力していたのでは面倒だし、重複も発生してしまいます。この手間を省き、ネットワークに接続したパソコンそれぞれに固有のIPアドレスを自動的に割り振ってくれるのがDHCPサーバーの役割です