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Mac OS X 10.1活用法 2つのFinder

Mac OS X でときおり“アクセス権”がないためにファイル操作ができなかったりします。今回は、そんなときに、アクセス権を変更できるFinderを起動する方法を紹介します。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド

米国同時多発テロなどの理由によりApple Expo 2001 in Paris開催が中止になったようです。これでMac OS X 10.1 はちょっと先送りになる気配が漂ってきました。

しかし、テロに負けてはいけません。Mac OS X を駆使し、より強力なネットワークを構築しようではありませんか!?

今回のターゲットは“変更できないフォルダ/ファイルの変更”です。この操作をできるようにする方法を紹介します。

2つめのFinderを起動する

Mac OS X では、アクセスできなかったり、変更できなかったりするフォルダがあります。例えば、Systemフォルダ以下のフォルダ群です。
以下のように、すべてのアクセス権のポップアップメニューはグレーアウトされて、変更することができません。

【System フォルダの情報ウインドウ(アクセス権)その1】

※グループのメンバー"wheel"があなたのユーザーを含むグループで、
"システム"は root ユーザーを示します。


これらのフォルダは基本的に“変更してはいけないもの”なので、変更できないことについては しかたがない面もあるのですが、せめて「そのほか全員」には見られないようにするくらいの変更はしたいものです。

そこで、今回もTerminal のお世話になります。でも、基本的にできるだけFinderを使うということを前提にしたいと思います。
まずは、Terminalを起動し、以下のテキストを入力してリターンキーを押して下さい。


    sudo /System/Library/CoreServices/Finder.app
    /Contents/MacOS/Finder

    ※1行で入力して下さい
    ※ Finder のある位置までcd コマンドで移動して sudo ./Finder と実行してもかまいません。

    パスワード(インストール時の自分のパスワード)を入力して、しばらくすると、Finderがポップしてもう一つのFinderとデスクトップが起動しましたね!
     
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