温泉/東北の温泉

米沢の秘湯、滑川と姥湯、野湯 沼尻元湯(2ページ目)

米沢の南部にある山の中の一軒宿、滑川温泉、姥湯温泉と福島県にある、湯の川になった湯量豊富な沼尻元湯温泉のレポート

執筆者:郡司 勇

 

  2 姥湯温泉 桝形屋 (3回目) 


1. 新築されていた。昔の建築は風情があったので残念。
2. 酸性単純硫黄泉 総計 1058 溶存 817 H2S 10.7 PH 2.5 
3. 内湯 木製の浴槽 透明 露天風呂は白濁、酸味、少硫黄臭あり



姥湯1渓谷美の中に建つ姥湯温泉
姥湯はまだ古い建物のころに訪問して、1泊したことがある。古い山小屋風の造りの建築であったが、瀟洒で風情があり気に入った。今回は綺麗に新築されていた。

姥湯2木造の内湯は透明
この温泉のアプローチが細い林道で、以前は急な部分にスイッチバックして登って行く全国でも珍しい林道であったが、その急な部分は改修されタイトであるが、どうにかバックしなくても回り切れる幅になっていた。

姥湯3透明な女性用露天風呂
さて終点の駐車場に着くと、姥湯上方の奇岩絶壁が眺められ、やや色づいた渓谷で絶景である。その中に小さく建つ宿が見え、ここから徒歩10分ほどかかる。宿に近づくと奇岩の絶壁がさらに近づき美しい渓谷美である。

姥湯4絶景の混浴露天風呂
谷川岳一の倉沢の小さなものといった景観である。酸味を持った硫黄泉が湧出し、内湯と3つの露天風呂がある。うち一つは女性用である。混浴が上下に2ヶ所ある。綺麗に白濁し絶壁の背景と沢の渓流とあいまって美しい露天風呂である。

姥湯5岩組みの露天風呂は背景が美しい山岳美
日本でも景観の美しい露天風呂としては屈指のものであろう。白濁、酸味、硫黄臭と記録した。内湯と女性用露天風呂は透明である。違う源泉なのであろうか?硫黄臭も少なかった。



姥湯温泉 桝形屋 
山形県米沢市大字関根10348-19
電話. 090-7797-5934
4月の最終土曜日~11月上旬(第一日曜日)
入浴料金 500円 
9:30~15:30
姥湯温泉 桝形屋 

次も姥湯温泉の露天風呂が続く
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