横浜の温泉センター、銭湯、仮設浴場4ヵ所
横浜市内の掛け流しがある温泉センター「極楽湯芹が谷店」はつるつるが強く良い湯であった。次に循環のみの施設「満天の湯」。そして銭湯の温泉「黄金湯」、さらに源泉湧出工事中の仮設施設に入浴した。凄い泡立ちと大量の掛け流しで素晴しかった。
1 芹が谷温泉 極楽湯芹が谷店「自然の湯」
1. 総計3800mgの重曹食塩泉 42.2度 黒湯 PH8.2
2. 黒褐色(7センチ) 塩エグ味 藁堆肥臭あり
3. 源泉は殺菌のみしているが掛け流し浴槽あり。
4. つるつるやや強しの湯
和風温泉施設の外観 |
和風切妻屋根の風雅な和風施設。植込みを造って草深いエントランスにしている。極楽湯の建築はどこも凝っていて良く造られている。このチェーン店は完全循環の施設が多く残念だが、この芹が谷店は掛け流し浴槽があるとのことで行ってみた。
掛け流しの露天風呂 |
温泉は主に露天風呂で利用されており、そのうち小さめな一つだけ掛け流しと銘打っている。ほかに桧風呂、甕風呂3つ、大きめな露天風呂、それと内湯の1ヶ所は温泉であるが循環、加熱である。しかし殺菌だけは、源泉の時点で全ての湯に対してしていると明記してあった。
3連の甕風呂は循環 |
総計3800mgの含重曹食塩泉で透明度7センチほどの濃い黒湯である。黒褐色、塩エグ味、わら堆肥臭あり、と観察した。つるつるがかなり強く、ぬるぬるした感触で入浴感が非常に気持ち良い。Na1160 Cl 985 HCO3 1458 CO3 18という組成であるがモール成分と重曹が合わさりつるつるが強くなっていると考えられる。
桧風呂は循環 |
黒湯のつるつるで最強と思っている御宿温泉に近いものであった。また湯の泉質のために、掛け流し浴槽も他の浴槽と大きな感触の違いはなかった。しかし極楽湯でも掛け流し浴槽を造ったという意味は大きい。だんだんと温泉の質の問題が浸透してきていることが分かる一例であろう。
極楽湯芹が谷店「自然の湯」
神奈川県横浜市港南区芹が谷5-54-8
電話. 045-821-4207
平日:800円 土日祭日:950円
営業時間. 9:00-翌2:00(1:30受付)
定休日. 無休
次は上星川駅前の温泉センター 満天の湯