ラブホテルの温泉や長崎を代表する名湯 小浜温泉
小浜温泉は長崎では雲仙と並ぶ大温泉地で、100度近い源泉が大量に湧出し、別府の鉄輪のようにゆけむりが立ち昇る景観である。余りに湯量豊富で残り湯が海に流れ出ている。また長崎県の秘湯、ラブホテルの温泉もレポートした。
1伊万里温泉 白磁乃湯
1. 食塩重曹泉 つるつるは弱い
2. 源泉浴槽あり
3. 臭素臭あり
和風温泉センター外観 |
伊万里にはウェルサンピア伊万里のほかにもう一つ温泉があった。白磁乃湯という日帰り温泉センターである。土曜の夕刻で入浴客は多く、繁盛していた。ここはボーリングで熱い湯が湧出している。
木枠の大きな内湯 |
55.9度の含重曹食塩泉で総計2946mgの源泉である。内湯が4ヶ所ほどと露天風呂3ヶ所、深い歩行湯など各種の浴槽があるが、どれも加水循環殺菌できれいな透明な湯になっている。
石造りの露天風呂 |
しかし源泉浴槽が1つだけあり透明ながらささ濁りになっており、塩エグ味あり、湯の香あり(少臭素臭)であった。しかし源泉口は源泉のままであろうが浴槽はオーバーフロー循環で弱い殺菌臭があった。食塩泉であるが重曹を含んでおり、弱いつるつるがあった。
伊万里温泉 白磁乃湯
〒848-0027 佐賀県伊万里市立花町2402-1
0120―39-4126
大人 600円 子供 300円
無休
2 三川内温泉 ホテル蘭
1. ラブホテルの温泉
2. 白いポリバス
3. 微褐色、少甘味、少油臭
離れの形式のラブホテル |
高速道路の三川内ICの近くにある温泉ホテル、一戸建ての離れが立ち並ぶ形式のラブホテルである。入口に温泉ホテルと看板が出ており、温泉利用を謳っている。車で各部屋のガレージに停めるとシャッターが閉まる方式である。
民家の浴室のような風呂 |
一人でも問題なく利用できた。3500円の部屋であるが、90分まで2500円という割引設定になっており90分以内で充分に入浴することが出来た。2人用ほどの、小さなポリ浴槽に各自温泉を溜めるので新鮮である。ラブホテルにしては青と白のタイルの浴室で白いポリバスの造りで、派手なものではなく、普通の家庭の浴室のようである。
湯を入れて入浴する方式 |
分析表も掲示されており、26.1度の単純泉で適温に加熱した源泉がカランから出てくる。純重曹系の単純泉で26.1度の総計878mgの温泉である。Na 239mg HCO3 560mg CO3 18mg H2S 0.2mg S2O3 0.1mgという成分組成である。新鮮な湯で弱い泡付きが見られた。純重曹系ながらつるつるは弱い。微褐色、少甘味、少油臭と記録した。弱いながら色、味、匂いの個性がはっきりとあり、仄かな温泉の良さが分かった。しかし硫黄分は感知できなかった。
三川内温泉 ホテル蘭
三川内IC 近く
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