万座を代表するプリンスホテルと高原ホテル


 

  1 万座温泉 万座プリンスホテル


1. プリンスの宣伝HPに掲載のため取材
2. 万座を代表する姥湯(湯畑)源泉
3. 加水掛け流し、混浴の大露天風呂
4. H2S 68  PH 2.4



プリンス1
プリンスホテルエントランス


万座温泉には弟のロッジがあり、温泉は引いていないが、以前はそれを拠点に何度も行っていた温泉である。いつも豊国館や万座亭、プリンスなどで日帰り入浴をしていた。何度行っても良い温泉で、環境や湯の良さが格別な温泉地で、全国各地の温泉を廻っても万座を上回る温泉は少なく、全国屈指の温泉だと今でも思っている。

プリンス2
早朝の露天風呂


今回は久しぶりであるが、光栄ながらプリンスからの広告に出演するという企画で招待された。万座の主な源泉はプリンスホテルの創業者が昭和初期にほとんど全て買い取っており、驚くことに銅粉の湯や石楠花の湯の源泉も未利用ながら、コクド所有になっている。厳密に言うと銅粉の湯は、実は野湯ながら、入山にはプリンスホテルの許可が必要なのである。プリンスホテルは万座温泉ホテル日進館下の湯畑も所有で、旧所有であった万座温泉ホテルに湯を売っている。

プリンス3
大展望の白濁した露天風呂


このプリンスホテルは湯畑からの引き湯で姥湯源泉と命名されている。硫化水素(H2S)は68mgと非常に多くなっており、全国でも第一級の硫黄泉であることは事実である。酸性もありPH2前後になっている。プリンスの露天風呂は万座の一番眺望の良い地点にあり、周囲の山々や広い空を眺めながら入浴できる素晴らしい立地条件である。

プリンス4
混浴の露天風呂全景


しかし残念なことに有り余る源泉ながら加水しており、薄くなっている。加水掛け流しである。74.6度の含硫黄酸性苦味泉(S,H-Mg-SO4)で総計1360mgの源泉。特記成分は水素イオン(H)の3.98mgと硫酸(H2SO4)0.9mgと遊離硫化水素(H2S)68.0mg。白濁、少酸味、硫黄臭多し、と記録した。

プリンス5
別館の内湯も展望が良い


加水しなければやや黄色味を帯びるほどの源泉で、酸味も強いものなので源泉100%の浴槽も造るとさらに良いと思われる。別館の内湯も同じ源泉で個性は同じであった。

プリンス6
石組の内湯もある


露天風呂は男性用は3箇所の大きな浴槽があり、そのうち一番左側は混浴で、数人の女性も入浴していた。夜明け前の薄明の写真を使いたいとのことで5時半開始の朝早い入浴となった。その後10時頃に昼間の撮影となった。


万座温泉 万座プリンスホテル
群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉〒377-1595
TEL.(0279)97-1111
通年 11:00~17:00
日帰り入浴:大人1,000円 子ども500円
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