3 改正湯、(5.6回目)
1. コンクリートのビルの1階の銭湯
2. 黒さが濃く、分析表がないが都内一と思われる
ビルの2階が銭湯の入口 |
改正湯は分析表がなく、都内一の黒さの濃い黒湯ながら有機物の含有量が不明である。手ですくっても透けない黒さは透明度2~3センチであろう。青いタイルの外観のビルの1階にあり、浴室内部から浴槽の脇に水槽が配され、錦鯉が泳いでいるのが見える趣向である。壁絵はタイルモザイクによるもので手書きではない。
源泉を足すことが出来る浴槽 |
黒湯浴槽は小さいもので白湯の端に2メートル角ほどの大きさである。そのうち半分はジェット水流の付いた寝湯になっているがほかの部分は深い浴槽である。この湯の最大の特徴は黒さである。黒色(2センチ)、少甘味、渋味、苦味残る、無臭(浴槽では少わら臭)と観察した。有機物量は推測では300mg近いと思われる。
黒さの濃い温泉 |
4 池上天然温泉 (4回目)
1. 黒いモール泉、有機物量144mg
2. 炭酸イオンがありぬるぬるの感触である
3. カラン自在で源泉に触れられる
タイル貼りの銭湯入口 |
池上温泉はタイル貼りのエントランスの木造銭湯である。温泉分析表が掲示されており16度の重曹泉で総計1287mgのものである。有機物量は144.7mgである。重曹分以外に炭酸イオン31.1mg含有し、弱いすべすべを感じられた。
2つの浴槽に分かれている内湯 |
一般的な銭湯ながら浴槽の半分くらいの部分を割いて黒湯浴槽にしており良い。一部ジャグジーになっているがほかの部分は気泡が弱く上がってくるタイプの浴槽である。ここも源泉カラン自在で断ってカランから源泉を多量に出して半掛け流し風呂にして入浴した。黒褐色(7~8センチ)少苦味、無臭(浴槽は少わら臭あり)と記録した。
手にすくって見た黒湯の濃さ |
※この記事に書かれている情報は2005年9月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
*黒湯特集*