鳴子温泉の名湯2ヵ所、高友旅館の黒湯と滝の湯共同湯
鳴子温泉郷の中でも東鳴子温泉には油臭のある黒湯の名湯、高友旅館の「黒湯」と鳴子温泉の中心にある共同湯、白濁した湯の「滝の湯」のレポート
1 東鳴子温泉 高友旅館
1. 4本の源泉を持つ高友旅館
2. オリーブ色の名湯、黒湯は混浴
3. 析出物と油臭のする個性的な湯
4. ラムネ湯は泡が浮く変り種の湯
析出物の溜まった浴槽周囲 |
東鳴子の名湯、黒湯の高友旅館の湯治部屋に泊まった。東鳴子温泉は初音、馬場、田中などとともに油臭のする黒湯が湧出しており、その中でも屈指の油の匂いが濃い源泉は黒湯であろう。
床にはうろこ状の析出物 |
オリーブ色に濁り、油の辛味がある湯で、匂いは石油のような匂いである。ほかにひょうたん湯、ラムネ湯がありこちらは表面に油分が浮き、シャボン玉のような湯面になるのが有名である。
そそり立つ析出物 |
今回は以前体験した大きな玉が一面に浮くほどではなく、小さな玉が浮いていた。
オリーブ色の黒湯全景 |
単純泉のもみじの湯なる家族風呂は少量の掛け流しであるが、熱い湯で加水しないと入れない。こちらも清澄な湯ながらはっきりとした油臭を保持しており、この地帯は油分がある地質なのだと思われた。
ラムネ湯の表面は泡が浮く |
ひょうたん湯の浴槽 |
次は間欠泉と鳴子の共同湯「滝の湯」