3 塩川源泉
台風後で水量が増えていた。塩分は感じられない大量の川の水。しかし雨後の茶色い褐色で存在感はあった。翌年再度訪れると透明な塩水になっていた。
まさに茶色の川 |
名護のとなりにある本部町にある天然湧出泉。海岸より150m内陸から湧出し、海に注いでいる。大雨のあとで塩味は薄く茶褐色に濁っていた。この川は湧出量と塩分濃度が逆比例すると案内板に書かれているので、伏流水と海水が混在しているのであろうと推測した。
湧出口近くですでにこの湯量 |
2箇所の岩より大量に湧出しそこから川となって海に注いでいた。茶色濁り、微塩味、無臭と観察した。ちょうど腰くらいの深さの川で数箇所入浴した。
翌年行くと透明になっていた |
国指定天然記念物の温泉または湧出泉はここぐらいであろう。富山県の小川温泉の洞窟露天風呂が町指定天然記念物であるくらいで、ほかには思いつかない。
※この記事に書かれている情報は2004年9月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
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