白骨温泉と浅間温泉1
松本発着で温泉めぐりをしました。高価な湯元斎藤旅館に泊まりました。
まず松本市内の温泉と浅間温泉の共同湯めぐりです。
1 塩井の湯温泉 レトロな銭湯、壁の石膏レリーフや脱衣場の
雰囲気良し 透明、無味、無臭 個性なし
白い洋館のような外観 |
松本市街地にあり、信州会館の近くにある温泉銭湯。看板建築のようなエントランス上の2階外壁が石膏レリーフとなっており、レトロな雰囲気である。浴室内部は改修され綺麗なタイル貼りになっているが、脱衣室はむかしのままで木製の棚が雰囲気を出している。
白いタイルの内湯は改装済 |
湯は透明、無味、無臭の(少カルキ臭)の個性を感じるものではなかった。昔の分析表の掲示では、Na Ca Mg 多量、鉄少量、炭酸中量、クロール多量、有機物微量と記されており、塩類泉と謳われている大雑把なものであった。現時点ではこの分析値の通りかどうかは不明だが一応、温泉としてカウントしておくことにした。
2 浅間温泉 港の湯共同湯
源泉掛け流し 小さな小判型モザイクタイル浴槽、外観はすだれの
架かる瀟洒なもの 49.7度
透明、無味、無臭 アルカリ性単純泉 総計422.3mg
瀟洒な外観 |
浅間温泉には以前「仙気の湯」に入って以来、10年近くのご無沙汰である。今回いくつかの共同湯を廻ろうと出かけた。まず浅間温泉街の詳細地図をもらおうと思い、旅館案内所に行き地図をもらう、そのとき温泉のことをいろいろ聞くと一つだけ離れた共同湯があったので行って見た。本棟造りの「菊の湯旅館 」や蔵造りの「旅館 東石川」の並びで、小さな小屋である。2階の窓に御簾のようなすだれが架かり、外壁の色も茶渋色のモルタルで風雅な共同湯であった。
オーバーフローの多い小判型の内湯 |
源泉100%の掛け流しで浅間温泉共通の源泉を引いている。49.7度のアルカリ性単純泉(PH8.9)で総計422mgである。毎分815リットルという量を各所で分配しているのであろう。小さな共同湯で浴槽は小判形のモザイクタイル浴槽が1つ浴室の中央にある。49.7度の掛け流しなのでかなり熱めである。我慢して入った。透明、無味、無臭の綺麗な湯で個性は少ない。
次に続く