大分別府周辺の湯、青い湯と湯平温泉 



鄙びたボロ共同湯の奥江温泉や、いちのいでや神和苑以外にも青い湯を発見した。奥湯の郷温泉である。また昔ながらの湯治場風情を残す湯平温泉にも立ち寄った。洞窟風呂の志美津旅館や川中にある共同湯の中央温泉のレポート

1 奥江温泉  共同湯   
 ボロ鄙び共同湯、片側のみ湯が入っている。


 
奥江1
鄙びた外観





別府で恒例のオンパクであるが、15,16日の2日間講師として呼ばれた。1日目は19時からの講演で、毎度おなじみの竹瓦温泉2階の広間で行うこととなった。始発の便で大分に着いたので、大分市内の新設温泉センターを制覇しようと高速を大分に向う。湯布院ICで降りて湯平に寄ってから行こうと思い、国道210号線を下って行く。



奥江2
ペンキの剥げた棚




湯平に着く手前に奥湯の郷温泉の看板があったので右折して山に登って行くことにした。しばらく行くと鄙びた共同湯が現れ奥江温泉と書いてある。屋根が一部崩れそうなボロ小屋であるが全体的にはしっかりとしている。湯は個性のない単純泉であろう。ややヌル目で片側の浴槽のみに湯が張られていた。水色に塗ったペンキの脱衣棚とコンクリートの浴槽で良い風情であった。透明、無味、無臭であるが共同湯の佇まいが貴重で好感した。



奥江3
コンクリートの簡素な浴槽








2奥湯の郷温泉  民宿 奥湯の郷  
 青い湯、飲泉場は白い析出物あり。庄屋の館やいちのいでと同じ泉質




奥湯の郷1
瀟洒な和風外観




奥湯の郷温泉は「やまなみハイウェイ」の近くで小さな民宿の温泉である。湯平に行こうとしてずいぶん寄り道をしてしまったが、この温泉は非常に素晴らしい泉質であった。木造平屋の宿と離れの浴舎がある施設で入り口に湯が流れ、飲泉場となっている。ここで鉱物的な噴気臭と白い析出物が付着しているのが見えた。



奥湯の郷2
石積みの露天風呂





いちのいで温泉や庄屋の館でも同様な析出物がある。浴室に行き湯を見ると、果たして想像通りの青い色の透明感のある湯が掛け流しになっていた。綺麗な色であるが薄く白濁しており完全な青色透明ではない。さらにメタ珪酸によるつるつるが強く、色と匂い、味覚、感触ともに存在感があり素晴らしい温泉となっていた。




奥湯の郷3
青い湯の美しい露天風呂




青紫透明、鉱物少塩苦味、噴気鉱物臭、つるつるやや強しと記録した。宿も木造の簡素な造りながら立派で泊まりたくなる宿であった。写真が現像されて来たが、記憶よりも青が強く素晴らしい青い湯に入浴している写真となった。湯が熱い時があるので気をつけよう。




奥湯の郷4
内湯も綺麗な青