4 小平温泉 テルメ小川
南欧風の外観 |
34.8度 Na-Cl,HCO3 モール系 総計2177 紅茶赤褐色、塩少エグ味、少鉱物臭 循環 つるつる やや新鮮な感じあり
美しい色の湯 |
外観は南欧風の温泉施設。総計2177mgの重曹食塩泉で34.8度である。内湯と大きな露天風呂で基本的には循環である。しかし湯の個性が好きなタイプで少量のオ-バーフローも採っているのであろう。やや新鮮な気がした。赤い紅茶色透明、少塩エグ味、苦味残る、少鉱物(モール)臭と観察した。色が美しいのとつるつるの感触があり満足した。
露天風呂は新鮮さがある |
5 網代温泉 平鶴 波打ち際のワイルドな露天風呂 掛け流し 新鮮 再訪 源泉たまご味あり
コンクリートの外観 |
東伊豆に泊まりで行こうと思い土曜の朝に出掛けたが、夕方から仕事が入り、平鶴のみ入浴して東京に帰った。昼食付き入浴で4725円という設定である。湯は独自源泉のカルシウムナトリウム塩化物泉である。食塩よりも土類が勝っている伊豆山などの温泉と同じである。
掛け流しの新鮮な内湯 |
内湯は大きな浴槽に弱く掛け流しされておりややヌル目に設定されているが、露天風呂は多めに掛け流され熱い湯になっていた。海に突き出た浴槽で溢れた湯はそのまま海に落下している。景観の良い温泉として伊豆でも有数であろう。61.8度の源泉で総計8903mgの等張性である。塩苦味が際立っているが匂いは少ない。直感であるが新鮮な気がした。
海に突き出した露天風呂 |
6 大谷田温泉 明神の湯
内湯の2つの浴槽のみ温泉 その他各種の温泉は白湯
1階のエントランス |
東京の足立区に出来た温泉。和風の凝った造りで1階が駐車場で2階以上が温泉という戸田温泉「彩香の湯」などと同じ造りである。温泉は35.5度の強食塩泉で総計30030mgという濃厚な源泉である。
凝った意匠の露天風呂 |
多種の浴槽があるが内湯の「ひば」浴槽のみが温泉である。下水料金の関係であろうが、良い使い方である。ヌル湯と熱湯の2つの浴槽がありヌル湯の浴槽は掛け流しに近いほどのオ-バーフローである。排水口に川のように流れている。しかし浴槽内部で加熱循環しており、その際に濾過していると思われ褐色透明になっていて残念であった。
ひばの内湯が源泉 |
熱湯浴槽は循環で少オ-バーフローであるが濾過されておらず4.6mgの鉄分が良く出ていた茶褐色に濁っている。オ-バーフローの多い新鮮な湯であるが濾過されているヌル湯浴槽が好きか、オ-バーフローは少なく新鮮さは少ないが、濁った熱湯浴槽が好きか個人の好みによって別れるであろう。私は熱湯浴槽の濁り湯のほうが好きであった。
源泉浴槽とヌル湯浴槽とは違う使い方 |
露天風呂はたいへん良く造り込まれており、高級なイメージと庭園風の造りが合っているが5ヶ所ほどの浴槽はすべて白湯またはトルマリン風呂である。温泉利用の浴槽を限ったことは評価できる。薄褐色、強い塩味、少臭素臭と記録した。成分は Na 10600 Ca 372 K 400 Mg 252 Cl 18010 HCO3 110のほかに特記する成分として Br 99.2 Fe 4.6 I 23.9 がある。
※この記事に書かれている情報は2004年6月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
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