4 矢首尾温泉 長沢茶屋 はっきりとした重曹食塩泉 循環
そばやをやっている |
国道292号線沿いの新潟県に入ってすぐにある温泉。そば屋の2階に温泉がある。循環加熱であるが、源泉はしっかりとした重曹食塩泉と思われ、分析表はなかったが総計5グラム前後であろう。薄黄色透明、塩甘味、少金気臭で温泉の存在感はある。掛け流しにしたら良いであろう。
薄い黄色の内湯 |
5 仏ヶ峰鉱泉(寸分道温泉) 深山の里 源泉 浴槽加熱
源泉たまご味あり
民家のような外観 |
国道292号線の一本北側の沢に平丸という集落があり、山路会館という温泉が地図に明記されているが、近くの酒屋で聞いたところ廃業したようである。この平丸から林道が寸分道まで伸びており、細い急坂を登り尾根を越えると寸分道集落である。その中の民家のような小さな施設が深山の里である。
綺麗な湯の内湯 |
アプローチが凄い道であったのではるばる深い山奥に来た気持ちになった。浴室は一つのみで男女交代で利用する。単純硫黄泉で透明、無味、無臭であるが源泉はたまご味がやや濃い目に残っていた。特記する点は循環加熱でもつるつるの感触がよく残っていて良い入浴感であった。これぞ秘湯というべき温泉であった。
6 戸狩温泉 暁の湯 再訪 オ-バーフロー多し
モール系
暁の湯外観 |
戸狩温泉の暁の湯は以前訪問して良い記憶が残っているので再訪した。戸狩スキー場の下にある共同湯風の簡素な施設であるが、大きな内湯と露天風呂もある。総計324.9mgのアルカリ性単純泉であるがモール系なのか存在感が大きい。41.4度の湯が毎分419リットルも湧出している。
モール系の内湯 |
内湯が良く木の小屋組が現しになった空間で加熱のための循環はしているが、多めのオ-バーフローで半掛け流しといっても良いであろう。露天風呂は循環である。薄褐色、少苦味、モール系の鉱物臭ありと記録した。総合的に良い湯で気に入った。
岩組の露天風呂 |
※この記事に書かれている情報は2004年5月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
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