温泉/東北の温泉

北部、相馬市周辺の鉱泉宿 福島県浜通りの鉱泉群(2ページ目)

福島県浜通り北部の鉱泉巡りをした。一部宮城県にも入るが、小さな一軒宿の鉱泉が点在している。羽黒湯鉱泉、斎川鉱泉、青葉温泉、鹿狼鉱泉、松川浦温泉、蒲庭鉱泉、風穴の湯鉱泉のレポート

執筆者:郡司 勇


4鹿狼鉱泉


透明、無味、無臭 循環 風雅な浴室 加湯自在
鹿狼鉱泉内湯
風雅な木製浴槽


鹿狼山のふもとにある一軒宿。浴室は風雅な造りである。木の造りの小さな浴槽で、厚い木の蓋を一枚一枚開けて入浴する。透明、微渋味、無臭の循環でカラン自在の使い方である。ほぼ個性のない鉱泉であった。

5松川浦温泉 ホテル飛天

松川浦温泉の露天風呂
庭園風の岩造り露天風呂

47度 単純泉 透明、無味、無臭

入海になっている松川浦に面して建つ大きなホテルの入浴施設である。1200メートルの掘削で47度の単純泉が湧出している。総計942.9mgで透明、無味、無臭(少カルキ臭)の循環である。温度がありながら完全循環は残念である。大きな庭園風露天風呂とやはり大きな内湯がある。ホテル飛天の別棟になっている、新築センター系の施設である。

6蒲庭鉱泉 蒲庭館 


透明、無味、無臭 循環  規定外?

松川浦の南にある県道沿いの一軒宿、比較的新しい温泉宿である。13度の鉱泉で透明、無味、無臭、循環で特記するべき点はない。

7風穴の湯 

風穴の湯外観
川沿いの小さな宿


透明、少苦味、無臭 循環 総計194 規定外? 
鹿島町の沢沿いにある一軒宿の鉱泉。大きな分析表が掲示されているが、どれで規定されているか不明であった。13.5度、総計194.5mgでCa 42.1 HCO3 126 透明、少苦味、無臭の循環である。
風穴の湯鉱泉の浴室
渓流に沿った内湯





※この記事に書かれている情報は2003年12月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。


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