1 M温泉
源泉
田の中に放置されている源泉。この地方特有の雪避け用の並木が連続し、美しい。小さなポンプ小屋も併設している。自噴ではなく、近づくとポンプの音が鳴り響いていた。透明、塩甘味、少油臭の温泉で27度前後であると観察した。子供プールにて入浴した。この温泉をホームページにて紹介している人が地主の了解を取ってくれた。その方父子立ち会いのもとであった。含土類食塩泉の5gほどの含有と推測した。
2 秋葉温泉
花水
新津の郊外にある温泉。
個性的な温泉であった。色が茶褐色であるが内湯は壁の色の原因か?緑色である。表面には油分が浮いているのか?光っている。匂いが特異である、油臭に臭素臭とヨード臭が付加さているのか、個性的であった。西方の湯がやや一般的になってしまったので、ここの匂いは個性的トップクラスだと思われた。つるつるの浴感もある。総計8282mgの食塩泉で56.7度、重曹も含有するが一般的な数値である、しかし実際入浴してみないと、この個性は感触出来ないのが温泉の不思議さである。南欧風の綺麗な施設で女性に人気の施設であった。弱いがオーバーフローを取って利用されている。近くには廃業した高坪温泉もあり個性的であったと聞いているので入浴出来なかったのは残念であった。
3 白根温泉
関根旅館
古びた木造の宿。褐色の食塩泉の鉱泉である。総計12776mg 15度Na3639 NH4 43.6 Ca157 Mg282 Fe5.6 /4357 Cl 5212 SO4 20.5 HCO3 3077.3/8309というもの。オレンジ色、塩甘味、少アンモニア臭と記録した。秋葉温泉の鉱泉版であるが秋葉があまりにも個性的であるので特別として、こちらも十分に個性的である。浴槽のカランが自在で好感した。古い風情のある宿で玄関部分は木造の破風が秀逸であった。
4 観音温泉 めぐみの湯
Na-Cl,HCO3冷鉱泉、新潟に多い濃厚な食塩泉で薄褐色透明、やや強めの塩甘味、石油とアンモニア臭多しである。弱いつるつるの感触もあった。浴槽内は析出物でザラザラになっており成分が濃厚なのがわかる。しかし循環加熱が残念。