22堀田の湯 (再訪)
記憶が薄くなったので再訪
氷見郊外には太田、堀田、西田(非規定)神代などの小さな温泉宿が点在しており堀田の湯が良かった記憶で再訪してみた。神代が温度のある湯で素晴らしいが、それ以外は鉱泉である。堀田の湯は民家風の小さな温泉で13.2度の食塩泉を沸かしている。タイル貼りの内湯のみの施設で透明、塩味、無臭の湯が循環されていた。源泉口があると良いのであるがカランの取っ手がはずしてあり残念である。総計7098の含有であるが加熱で匂い成分が飛んでいる。個性は味覚のみに現れているだけであった。
23神代温泉 (再訪)
やはり良い
冬に訪問し良い記憶が鮮明に残っている温泉。近くに来たので寄らずにはいられない。冬は湯気で全く写真にならなかったので再訪を楽しみにしていた。古びた母屋にコンクリートの湯屋が付随した造りの鄙びた宿である。しかし湯は強力である。濃い赤茶色の強食塩泉が湧出している。湯量はそれほど多くないが52度の湯が自噴して浴槽に掛け流しになっている。以前は片側しか使われていなかったが今回は男女共に湯が入れられていた。総計20770mgであるが味覚に表現されているのは更に濃厚な塩辛さである。Na7878 Cl 12242と成分のほとんどは食塩で、重曹分が少なく純な食塩泉のためである。Feを20.8mg含有し含鉄強食塩泉と表記される。茶褐色濁り、強い塩味、金気臭と記録した。隣りの源泉小屋は瓦葺きの小さな小屋で良い風情である。元湯神代温泉と記されている。
24五十里温泉 アクアパレス
高岡市や福岡町から福光町までの小矢部川沿いには湯脈があるのであろう、温泉や鉱泉が各所に湧出している。宮島、法林寺、華山などの温泉が湧出している。その他も鉱泉や微温泉が多く昔からの宿がほそぼそと営業されていたり廃業したりしている。須川温泉、法楽寺鉱泉、西明寺鉱泉、桑の院温泉、河合田鉱泉などは入浴できたが、やち温泉や頭川温泉、は廃業した後で既に遅しであった。「超秘湯」ではまだほかに鉱泉があるような記憶であるが調べていない。さて神代温泉から峠を越えて小矢部川沿いに入ると新規に温泉が出来ていた。地名を取って五十里温泉といい31.6度の7037mgの食塩泉が湧出している。ロッカーキー付きのサウナ施設のような営業で薄緑色透明、塩味+苦味残る、無臭の循環であった。