温泉/甲信越の温泉

白い湯の川、真っ黒な湯のポリバス 信州、北陸アビルマン紀行1(3ページ目)

今回の旅は野湯が多く、子供プールや露天浴びをしたところが多かった旅行。源泉の新鮮な湯が多かったので泡付きが至るところで体験できた。弁天鉱泉下の白い池はたいへん美しい入浴写真となった。

執筆者:郡司 勇

5 某分譲地温泉 

 重曹味多し、鉄分あり、炭酸味 
 暖かい20度後半 野湯3    

黒姫山の麓にある別荘分譲地にある温泉。

分譲地の入口中央に直径2mほどの大きなケーシングがありその中から温泉が湧出している。毎分100リットルほどであろうか?溢れた湯はそのまま側溝に流れ去り側溝の溝はきれいなオレンジ色に染まっている。重炭酸土類泉系の析出物である。手をいれて見るとやや暖かく30度前後の温度である。

湧出直後の60センチ角のコンクリート桝には蓋がなく30センチほどの深さに湯が溜まっており格好の入浴場所である。再び寸前に車を止め車内で裸になり、その桝にて入浴した。

透明な奇麗な湯であるが入浴すると真っ赤になり濃いオレンジ色の湯になる。透明(赤茶色析出物多し)、渋味+弱炭酸味、金気臭多しと記録した。含鉄重炭酸土類泉であろうと推測した。未利用なのは惜しいが分譲地購入者と話したが1軒も引いていないそうである。

6黒姫温泉  あすなろ 
14.6度 炭酸水素塩泉? 循環   

黒姫スキー場の下に温泉マークがあり以前から気になっていたが、なぜか訪問する機会がなく未湯となっていた。

先ほど行った飯綱温泉の上倉荘のご主人が「友人があすなろという宿をやっている」と紹介してくれたので訪問してみることとした。

ます釣り場を併設した宿で冬はスキー客で賑わうのであろう。含塩化土類重曹泉の14.6度の湯が小さな内湯に入れられていた。1グラムは越えているのであろうが、浴感がなく透明、無味、無臭の循環と記録した。

7 蚊里田源泉の川及び白い池   

 硫黄泉濃い、硫黄臭の漂う源泉の川にて入浴、凄い湧出量である。すこし下流に行くと堰堤でその川が堰き止められ真っ白な池となっていた。素晴らしい美しさであった。H2S 15ほど(推測)野湯4  

蚊里田八幡宮の近くに鉱泉が湧出しているという情報が温泉MLでずっと以前にあり、地図にプロットしてあった。

やっと行く機会となり源泉研究家の斉藤樹さんにご教示頂いたが、黒いゴムホースよりの湧出が見付からず細い林道をどんどん奥に行くと行き止まりに鉱泉湧出口という看板とともに小さな祠が奉ってあった。

みると洞窟の奥からその源泉が大量に湧出し小川になっているではないか。近づくだけでその湧出が硫黄泉であることがわかるほど硫黄臭がある。洞窟入口部の横からも細い塩ビパイプから湧出し、こちらのほうがやや濃厚な硫黄臭がある。湧出は白い析出物が周囲に付いた川となって流れ下っている。段差になっている部分で寝転び入浴した。

さてここまでであれば70点といったところだが、帰り道にその下流をみると堰堤部分が小さなダムとなっており。青白い池が見えた。別府観海寺の発電所ダム温泉の白濁版である。

緑に囲まれた白い池は幻想的で素晴らしい美しさである。日が射しているところは完全な白で陰の部分は青白濁である。ここは入浴しようと再度入った。岸からじわじわと歩を進め適当な深さのところで写真を撮影した。この白い池と合わせて80点とした。

単純硫黄泉であろう源泉自体は透明、たまご味、硫黄臭というものでほかの成分は薄いと思われた。
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