6荒磯温泉 （再訪）
絶景である
18度の規定泉で総計375bmgのもの。メタケイ酸とメタホウ酸による規定。透明、無味、無臭ながら海沿いの断崖に立地する絶景の宿である。
7 YH温泉 個人宅 （再訪）
この温泉は貴重である。昔からあったのであろう、以前の道路地図には掲載されており、まだツーリングマップルの初版になる前にその古い地図の温泉マークで発見した。
普通の温泉宿があるのかと思ったがガイドブックに載っていないので場所がわからない、そこで近くのガソリンスタンドで聞いて到着した。一切温泉であることは分からず、外観は普通の民家で、おばあちゃんが住んでいてその個人宅に温泉が湧出しているのみなので、紹介者がいないと難しいであろう。
源泉がすぐ裏にあり、小山のようになっている。そこから自噴していると思われる。自然落下して民家の壁の1mほどの高さから流れ出ている。そして流れ着く先が驚くことに家の中の一室の床下である。
そこは小さな源泉池になっており流下する湯道は激しい析出物で覆われている。浴槽は一人用のポリバスでコックをひねると垂流しがこちらの浴槽に流れが代わるだけの簡易なものである。
温度は33度くらいであろうか、そのままで充分入浴可能であるが沸かすことも出来る。さて久しぶりに再訪したが同じ様子で健在であった。温泉津や千原などの山陰特有の炭酸が多い苦味の効いた食塩泉で、オレンジ色の析出物が多い泉質である。
小林温泉と同系であろうが温度があるのが良い。昔ながらの民家の風情と家の中にある源泉湯溜まりが驚異的で高い評価とした。末永く健在であってほしいと願うのは私だけでないであろう。
8下谷温泉 見学，飲泉のみ（再訪）
営業止めていた
山の中の一軒宿。以前は私以外にも入浴客がいて、営業していたが今回はすでに休業であった。冬のみ休みなのかは不明である。総計3049の重炭酸土類泉（CO2－CaHCO3）CO2 1306 というもの。Na 11.1 Mg 26 Ca 449 HCO3 961という純な重炭酸土類泉で、ナトリウムの少ないこの組成は全国でもここだけのような珍しさである。
9湯谷温泉 祢山荘
総計36900の含炭酸鉄強食塩泉 CO2 2891mg Fe 62.4 などの強力な源泉。浴槽は除鉄、3倍希釈？等張性ほどに感じた。循環炭酸もなし。
下谷温泉のさらに山奥に温泉が開業した。この辺鄙な山奥に温泉があるのが不思議なくらいである。しかし広域農道から行けばアプローチはやや良いのである。島根の温泉ガイドに強食塩泉とあったのでやや期待して行った。
分析表は驚異的な数値で総計36.9グラムもの濃さで、鉄分も62.4mgというものである。炭酸も多く小屋原に続く2891mgという国内屈指の含有量である。しかし浴槽では塩味はするものの除鉄で薄緑色透明、塩甘味、無臭となって循環されていた。
非常に残念である。恐らくこの源泉のまま使ったら驚異的に析出物が溜まり、色は真っ赤であろう。18.9度という温度とこの濃さであるので、蒸気加熱がよいであろう。しかし新築の温泉センターでは利用しづらいであろう。
源泉に触れたく思い、聞くが不能であるとのこと。分析数値はNa 9329 K 391 Li 29 Mg 672 Ca 2104 Sr 70.2 Fe 62.4 Cl 18513 SO4 140 HCO3 2220 CO2 2891というものである。
10不老温泉 浴槽カラ
出雲大社の鳥居の横にある古びたホテルの温泉である。
1609mgの食塩重曹泉であるが本日は客がなくカラであった。
11北山健康温泉
よわいすべすべあり。Na－Cl,HCO3 28.2度 センター系 循環
小ぶりのセンター形の温泉空港近くにある。透明、少重曹味、カルキ臭である。循環が強く残念である。よわいすべすべあり。CO3 24mg
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