温泉/関西の温泉

うずしお温泉 洲本温泉など淡路島の温泉 阪神と淡路島の温泉3

阪神と淡路島の温泉3は淡路島の温泉巡りです。個性は少ないが風光明媚な土地で観光気分で廻れました。

執筆者:郡司 勇


27うずしお温泉   料理旅館若潮

 この3月に新源泉になり濃度が約10倍になったとのこと。
国内でも屈指の重曹泉
 ローリー 純重曹泉 29度 
総計5600 Na1300 HCO3 3960 CO2 230
 以外の成分はほとんどなしの純粋な物。  
 透明、濃厚な純重曹味、無臭、つるつるやや強し。

うずしお温泉の源泉には温泉スタンドがあり、隣に湯の川荘という入浴施設があるが年末の休業日になっていた。しかし町内の民宿や宿にローリー輸送しており入浴することができる。本来は湯の川荘にて入浴したいが、若潮という料理旅館にて入浴させていただいた。3月に新源泉を掘削し以前の10倍の濃さになったとのことである。分析表を見ると純な重曹泉としては国内でもベスト10には入ると思われる濃厚な重曹分が含有されている。入浴してみると強い重曹味とつるつるの強い感触があった。透明ながら塩気のない純粋な重曹味で驚く。かなり濃厚で味覚に良く表現されていた。総計は5600mgでNa 1300 HCO3 3960 というもので CO2を230含んでいるほかは、ほとんどないという純なものであった。次回は湯の川荘にて入浴してみたい。

                          
28南淡温泉  国民休暇村南淡路

 20.2度 塩化土類泉 CaNa-Cl 総計1300 
透明、はっきりとした塩苦味、少塩化物臭、
循環であるが弱くオーバーフローもあると思われる。
総量にしては濃い味覚で濃縮か? 
四方が海に囲まれた絶景の宿。
  
四方海に囲まれたような岬の先端にある温泉。この地域は水不足になることがあり井戸を掘削したところ温泉が湧出したという。公営の国民休暇村南淡路という施設で浴室は宿泊室よりも、さらに岬の先端に造ってある。総計1300mgの塩化土類泉(CaNa-Cl)で20.2度というスペックである。まったく期待していなかったがなかなか個性がある湯で浴室からの景観も美しくまあまあの印象が残った。透明ながらはっきりとした塩苦味で成分総量よりも濃く感じた。微カルキもあるが循環に加湯していると観察した。


29潮崎温泉、筒井温泉  ゆーぷる
 
Na-HCO3 透明弱い濁り、少苦味、無臭(微カルキ)
打ち放しと木の造りの現代建築で施設は素晴らしい。
    
瓦屋根の扇状のエントランスに、塔状の光り取りが付いたコンクリート打ち放しの浴室棟がある素敵な建築である。中に入ると木の小屋組みが曲線にうねって見えて美しい。湯は潮崎温泉と筒井温泉を入れていることと重曹泉であることのみ判る。分析表は捜してもらったがすぐには見つからなかった。透明弱い濁り、少苦味、無臭(循環臭)で湯は特記する物ではない。凝った造りの内湯と庭園に面した露天風呂がある。
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