北陸の温泉巡り初日は金沢近郊です。
一部富山県にも入りました。
1 松任CCZ温泉
食塩泉、54.5度 523リットル 総計8889 等調性の食塩泉で薄褐色透明、塩甘味、弱い臭素臭の湯掛け流しの露天風呂のあるセンター系の温泉施設。海の見えるロケーションときれいな造りで一般には評判良いであろう弱いが臭素臭が残り温泉 の感触もあるが少々納得のいかない印象が残った。
2 七塚温泉 天然ゆったり温泉
強食塩泉 29.2度 総計12370 透明、少塩味、無臭、薄めている。先のCCZでは9.8の臭素でも感じることができたが、ここは20.7も消えている。いわゆる3悪の加水循環加熱したスーパー銭湯の湯
3 内灘放水路温泉 展望ほのぼの湯
食塩泉 42.3度 200リットル 総計7881 等調性に近いがわずかに足らず低調性と記されるが存在感は大きい。最初サイクリングターミナルに行くがこちらが100%とのことを、聞きこちらに訪れる一部循環かも知れないが良い湯である。あずき色(90センチ)、塩味+少薬味、臭素臭、金気臭多し。Fe 1.7 NH4 26.6の成分が良く出ていてヨウ素のためかややあずき色に濁っている。河北潟と金沢市内を眺める高台で良い景色である。
4 千里浜なぎさ温泉 バーデン千里浜
食塩泉、47.8度 283リットル 総計11310 Br 96 I 23.8 褐色透明、塩甘味、臭素臭強しの良い湯。先の内灘と違い透明感のある褐色というもの。掛け流しで利用され評価する。Feの存在のあると無しで、同系の湯の感触がこれまで違ってしまうのかと思う。
5 千里浜温泉 ユーホリア千里浜
食塩泉 52.6度 総計6958 バーデンの近くのセンター系の湯.薄褐色透明、少塩味、臭素臭あり。バーデンとほぼ同系の感触であるが薄い物。分析表のとおりほぼ倍に薄めたような観察。バーデンのあとであると印象はそうとう弱められる。
6 新宮温泉
過去に夜遅くロストしたが、昼でも行きすぎるところであった。34.5度の食塩泉(Na-Cl,SO4泉)120リットル 総計3922 透明、少塩味、無臭 古びた旅館の外観に高岡周辺の温泉群に来たことを思い出させる。しかしここはまだ石川県である。きれいな湯で加熱されている。クセのない弱食塩泉が小さな温泉宿にひっそりと涌いていた。
7 床鍋温泉
15.7度の含重曹食塩泉 総計1112 透明、弱い重曹味、無臭.山のなかにひっそりとある鉱泉宿。近年改修されたので入口は比較的きれいでしっかり営業しているなと思わせる。湯はやけにつるつるするなと思ったらCO3 39.4と多く含有されていた。湯は加熱循環。
8 神代温泉
51度の含鉄強食塩泉、総計20770 鄙びた宿に自噴の源泉が掛け流されている。Feを20.8含みNa7878 Cl 12242と20グラムの食塩で湯は濃い塩味である。成分量より塩辛く感じる強力なものであった。浴槽は一つしか使用されておらず混浴。茶褐色濁り、(12センチ)強塩味、金気臭(臭素臭はなし)
― 頭川温泉(廃業)
― やち温泉(廃業)
双方ともそそられる造りの宿が残っており残念。とくに頭川は立派な木造の温泉宿で時間が許せば逗留したい気持ちになった。やちは超秘湯といった感じの簡素なモルタルの小さな施設。
9 某温泉
仮設小屋の横にあるバルブ、適温やや熱めの湯がどんどん出てくる単純硫黄泉とみた。すぐ下に温泉施設を工事中。前に車を停めて観察する。透明、少たまご味、
少硫黄臭
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