温泉/九州の温泉

熊本県の温泉巡り

熊本県の温泉を廻りました。まずは阿蘇周辺です、芒硝泉の良い湯が集中し,ここで紹介するのは全国的にもトップクラスのものです。

執筆者:郡司 勇


郡司@大森です。
9月10日は熊本を廻りました。
阿蘇周辺は芒硝系の濃い湯があって楽しめました。


4  産山温泉   花の温泉館
単純泉 42.9度 緑褐色、重曹薬味、金気臭
総計932 現代的センター系施設。湯を見るとけっこう色が付いていて存在感がある。掛け流しの所は土類系の褐色に染まっている。くぐり戸より露天にいくのが面白い。
 HS 0.4 H2S 0.3


5  御湯舟温泉館
含S-Na、Mg-HCO3、SO4泉 45.5度 総計1422
緑褐色濁り、金気味+たまご味、少金気臭 土類泉に硫黄を含む湯。はっきりした硫黄と土類成分の味と匂いが良い。色も濃く1422とは思えない。期待していたが裏切られず満足。小さな日帰り施設の湯。
  Fe6.3 HS 1.9 H2S 0.5 など。

6  一の宮温泉
単純弱Rn泉 56.7度 総計 878 16.2ME 
透明、無味、無臭 ヴォールト屋根の現代的建築の施設。 温度は高く清澄な湯。よって個性なし。

7  坊中温泉   夢の湯
含硫黄土類芒硝重曹泉(含S-Na、Mg-SO4、HCO3泉)  52.4度 総計2451 Na 447 Mg 88 Fe 2.9 
Cl 132 SO4 887 HCO3 518 HS 0.9 H2S 1.6など
黄土色(7センチ)、ほのかなたまご味+土類渋味+薬味+苦味残る。土類臭強し、硫黄臭あり。濃厚な良い湯であった。色が鮮やかで今日は特別色が濃いと女将さんが言っていた。飲むと粉っぽさを感じる鉄や土類を強く感じる。成分よりずっと濃く感じる。阿蘇周辺はここの他、内牧を始め、赤水、など芒硝系の良い湯が多く、色付きで存在感もある。

8  乙姫さま温泉   弁財天の湯
芒硝泉 39.8度であったが現在22度に下がる。総計4254 黄茶色、渋味、土類臭。ここは成分通りの湯と思う。前の坊中のほうが濃く感じるのが不思議である。しかしここもかなりのもの。庭園風露天風呂の温泉。

9  阿蘇火山温泉   ファームランド
NaCaMg-SO4泉 (土類芒硝泉)30度 薄褐色、芒硝苦味+薬味、芒硝臭多し、赤水と同系の湯大きなレジャーランド的施設で日本最大級の露天風呂。 たくさんの浴槽のほとんどは一部加水なので、源泉の浴槽のみ入ったほうが良い。

10  火の鳥温泉
土類重曹芒硝泉  総計1821 薄緑濁り、芒硝重曹味、土類臭。ログハウス造りのきれい系の温泉。湯は結構良い。各部屋は専用露天付きの良いもの、たしか六組ほどしか泊まれない。 こんど泊まりでゆっくりと来たいと思う。

11  上小迫温泉   日の出湯
Na、Mg-SO4、HCO3泉 58度 阿蘇山を眺める敷地にあるペンションの温泉。仮設風露天風呂がB級で良い。透明、薬味、少薬臭 正苦味泉の特徴をよく出しているが個性は前4つが出来すぎなので、ここはあっさりと薄く感じてしまう。

12  長陽村温泉   ウィナス
NaMg-SO4、HCO3泉 58.3度 総計2717 
透明、少薬味、無臭。前の上小迫と同系の湯。しかし薄めているのかやや薄く感じる。(推測)センター系。

13  栃の木原温泉   いろは館
NaMg-SO4、HCO3泉 41.3度 総計1575
萱葺きの民家風造りの母屋にとうもろこしをたくさん吊るしてある。中ではいろり焼きをしている温泉。湯の個性は少ないが成分通りのもの内湯は掛け流しで良い。
  透明、微苦味、少土類臭。

続く
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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