木更津キャッツアイが3年ぶりに帰ってくる!
「木更津キャッツアイ」は2002年にTBS系で放送されたドラマ。当時熱狂的な支持を受け、翌年には「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」として映画化されている。その後も舞台となった木更津はロケ地ツアーに訪れるファンが多く、木更津駅前にある観光案内所のタウンガイドには、しっかり各ロケ地が紹介されているのだ。
そして今年、前作から3年の時を経て、ドラマの中でも3年を過ぎた設定で「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」が完結編として誕生する。公開は10月28日だ。
今回は海外ロケも行われているけれど、やっぱりメインは木更津。この春には、薬師丸ひろ子扮する美礼先生が木更津市長選に立候補するという設定の撮影が行われ、それがちょうど行われていた本物の木更津市長選と間違えられたとか。
過去に舞台になった建物の中には、すでに取り壊されたものもあるけれど、最近では木更津市の行政側でもロケ地としての演出に予算を組んで盛り上げている。ワールドシリーズを見てから行くもよし、公開前に、その舞台を目に焼き付けてから行くもよし。アクアラインを渡ればもうそこが映画の舞台。思い出のある人も、それでない人も気軽な日帰りドライブで楽しんでみよう。
東京湾を渡ればすぐロケ地
10月の花ほたるはコスモスの花盛り。冬になっても、早い年は12月のうちに菜の花畑が広がる |
首都高速浮島ランプから東京湾アクアラインへ。海ほたるもドラマ版では登場していたけれど、ここはあまりにもメジャーすぎてイメージが湧かないかも。海を渡りきったら、すぐに左へ寄って木更津金田ICで降りよう。信号を右折してアクアラインをくぐり、ドラマ版に出てきたアクアわくわく市場のそばを通って右折し、海沿いに向かえば記憶のある風景に出会えるはず。ここが「野球狂の詩」周辺だ。映画用ポスターの撮影場所となった見立漁港に出れば、右にはアクアラインの橋が伸び、左にはこれも映画版の舞台になったスパ三日月龍宮城が見える。もちろん映画やドラマと関係なくても気持ちのいい場所だから、天気のいい日にはのんびり堤防で海風に当たっていたい気分だ。
また、木更津キャッツアイには出てこないけど、木更津金田ICを下りてそのまま直進したところにある花ほたるもおすすめ。秋はコスモスの花畑が広がっている。見ごろは10月10日頃からということで、これからだ。
ここからは県道87号で木更津駅を目指そう。駅の西口(海側)、ロータリの向かって右に観光案内所があり、そこでロケ地マップの入ったパンフレットがもらえる。
木更津キャッツアイのホームタウン、みまち通り。入口にあるタヌキは木更津のシンボル |