SA・PAでもっと遊ぼう！(2ページ目)

エリアの外に出て
お散歩も可能

施設充実という意味では、一般道の道の駅などと融合して、一般道からも高速道路からも利用できる「ハイウェイオアシス」に注目。すでに全国で20個所以上が開業していて、ミュージアム（上信越道小布施PA、東名富士川SA)やスキー場(上信越道佐久平PA）、温泉（秋田道錦秋湖SA）、水族館（東海北陸道川島PA）などなど、これまでのSA/PAでは考えられなかった観光施設が誕生している。休憩というよりも、ここを目的にドライブしてもいいくらいだ。

中央道釈迦堂PAからは、丘の上の遺跡博物館へ歩道が設置されている。ここは夜景も最高！

また、最近はスマートICとして、SAやPAを高速道路の出入り口として活用する試みも行われているけれど、実は以前から、エリアの外へ遊びに行ける場所はある。たとえば中央道釈迦堂PAからは、近くの丘の上にある釈迦堂遺跡博物館への道が用意されているし、同じ中央道の神坂PAからは、中山道馬籠宿へ徒歩で訪れることもできる。上信越道の小布施PAなどは、隣接する小布施ハイウェイオアシスから小布施の中心街までシャトルバスが運行していて（ただし土日祝日のみ）、高速道路を降りずに「北斎と栗の町」小布施の観光ができるのだ。

高速道路はひたすらガマンの移動時間、なんて思ってたら大間違い。出かけるルート上のSA・PA情報を知っておけば、渋滞疲れもなく、楽しみながら目的地を目指せるはずだ。