高速道路で遠出すれば、誰もが一度はSA・PAに立ち寄るはず。食事やトイレ休憩、そして混雑時には交通情報のチェックも欠かせない。でも、今のSA・PAは、その程度の「休憩」にはもったいないほどの魅力がいっぱいなんだ。この夏遠出するなら、ぜひ立ち寄りスポットの一つとして、計画に組み入れて欲しい。ここではその、ほんの一部を紹介しよう。

スナック一つにも
ローカル色が豊富

納豆ドック
常磐道友部SAの納豆ドック。見ての通りソーセージのまわりに納豆がぎっしり詰まってます

名産品や郷土食をレストランのメニューに取り入れているのは以前からだけど、最近注目なのはスナック系の充実度。施設内のスナックよりも、屋外の出店にユニークなものが多い。たとえば、常磐道友部SAの納豆ドック(水戸名物)、東北道大谷PAの餃子ドック(宇都宮名物)など、地元の名産品をオリジナルメニューに仕立てているのだ。休憩ごとにこういう不思議メニューを食べ比べてみるのも楽しい。ちなみに関越道高坂SAにある「東松山名物焼きとん」は、豚のかしら肉を味噌ダレでいただく焼き鳥風の串だけど、東松山ではごく普通に「やきとり」として売っているもの。SAでは気を回して名前を変えているのがちょっと残念。

展望台や遊歩道、
ドックランもある

駒ヶ岳SAの自然遊歩道
中央道駒ヶ岳SAの周囲には松林が広がり、その中に遊歩道が整備されている

休憩といっても何となくベンチに座ってるだけじゃ、ドライブの疲れは取れない。気分転換に体を動かしたり、ちょっと散歩するスペースを作っているところも多い。たとえば中央道駒ヶ岳SA。敷地が広大で、松林の中を散歩したり、南アルプスや中央アルプスの眺めが満喫できる。また、東北道那須高原SAは、エリア内に池や雑木林まである広さ。僕はここの林の中でクワガタを見つけたことさえある。この2つにはドッグランもあって、犬を連れて出かけるならぜひチェックしておきたい。ちなみにドッグランはこのほか関越道の高坂SA、常磐道の守谷SA、東名の鮎沢PAと足柄SAにも設置されている。
展望台を設置した施設は多いけれど、中でも僕のオススメは南アルプスが目の前に聳える中央道双葉SA。ここは展望塔まで設置されている。また、長野道梓川SAからの北アルプスも迫力だ。
ハイウェイ温泉諏訪湖
上諏訪から源泉を引いているハイウェイ温泉諏訪湖。大きくはないが浴槽から諏訪湖の夜景が望める

積極的に体を休ませたいなら、コインシャワーやマッサージ施設も用意されている。マンガの無料図書館がある中国道吉和SA、日本唯一のハイウェイ温泉がある中央道諏訪湖SAなど、話のタネにでも寄ってみたいもの。