台湾/台湾関連情報

気軽に入手できるフリーペーパー。賢く利用して街歩き!

台湾も徐々にフリーペーパー事情が整ってきました。空港や主要ホテルなどで入手可能なよく見かけるフリーペーパーを紹介。クーポンやトピック記事を賢く利用、ガイドブックのサブマガジンとしてお役立てください。

執筆者:阿多 静香


台湾に到着したら、空港のインフォメーションセンターや主要ホテル、レストラン、ショップなどに置かれているフリーパーパーを入手、台湾の街歩きに活用してみましょう。ガイドブックのサブとして、上手に使ってみてください。現在、充実しているのは台北の情報ですが、高雄や新竹などの情報も少し得られるフリーペーパーも紹介しておきます。

『な~るほど・ザ・台湾』
フリーペーパーの月刊誌として先駆け的存在(A4サイズ)
台湾の今を、フリーペーパーで伝えている1987年創刊の『な~るほど・ザ・台湾』。略して「なるたい」とも呼ばれています。台湾の芸能人が毎月表紙を飾り、誌面でその芸能人の特集も見られます。台湾の政治、経済をはじめ、台湾の地方を紹介するトピック、グルメやショッピング情報など、旅行者にも居住者にも役立つ情報が満載です。カラー写真を多用し、景色など台湾の特色をトピックで紹介しているので、読み物としても観光ガイドとしても楽しめます。
充実しているのはこれらの話題だけでなく、別冊に掲載されている夜の歓楽街紹介やゴルフ情報も詳細で多数。駐在員にもうれしい情報も盛り込まれています。
法律相談は、台湾の習慣や文化も見えてきて、こちらもためになる情報かと思います。
台湾ではフリーペーパーとして入手可能ですが、日本でも定期購読ができます。詳細は、『な~るほど・ザ・台湾』ウェブサイトをご覧下さい。

『TAIPEI navi』
クーポンが満載の月刊紙。折り畳めて持ち歩きにも便利
各種クーポン満載のフリーペーパー月刊紙、『TAIPEI navi』。ウェブサイトも人気がありますが、このフリーペーパーもしかり。空港や主要ホテル、広告(クーポン)掲載店、レストラン、ショップなどに置かれているので気軽に入手できます。
毎号、魅力的な特集でお店を紹介しているので、ガイドブックよりも旬な情報が旅行者には嬉しいはず。お茶、雑貨、小籠包、夜市など、だれもが気になる台湾の魅力を特集しています。
また、『TAIPEI navi』は他のフリーペーパーと違って、「ナビプラザ」というインフォメーションセンターを設けています。無料でネット接続が可能なほか、旅の情報収集やホテルやエステなどの予約代行が、ここで行えるサービスステーションがあるんです。
台湾へ行く前でも、日本で同紙を入手可能。台湾観光協会東京事務所や大阪事務所、台湾資料センター(東京)などに置かれています。その他の場所については『TAIPEI navi』ウェブサイト(ナビマガをクリック)をご覧下さい。

『Taiwan Digest』/『マイタウン台北』
縦長サイズの月刊紙
『Taiwan Digest』(画像左)と『マイタウン台北』(画像右)は縦長サイズのフリーペーパー月刊紙。旅行者向けの情報というよりは、居住者、駐在員向けの話題が多いです。『Taiwan Digest』は、台湾の政治や経済の話題を詳細にわかりやすく記事にしているので、より深く正確に台湾を知りたい方はぜひご覧になってみてください。元新聞記者が書くしっかりとした内容が楽しめます。
 
『マイタウン台北』は夜の歓楽街情報の広告が多いので、そちらの情報を知りたい方向けです。
いずれも配布は主要ホテル、レストラン、バーやクラブなどで。

『月刊台湾観光』
観光情報がわかる月刊紙(A4サイズ)
『月刊台湾観光』は台湾観光局が情報を提供している観光情報誌。ガイドブックのような情報ではなく、台湾の地方に焦点をあてた紹介記事をはじめ、故宮博物院や主要な美術館・劇場のイベント情報、観光局関連のイベント報告、旅行業界向けの情報、ホテルのプロモーション、前月の台湾への渡航者数などが掲載されています。また、台湾的なデザインが見られるフリーペーパーです。
空港、主要ホテルなどに置かれています。日本では台湾観光協会東京事務所や大阪事務所で入手可能。


『Taiwan』
英語のフリーペーパー(A5サイズ)
英語のフリーペーパー月刊紙『Taiwan』は小さなサイズ。在台の欧米系向けのレストランやパブ、ライブ、ショッピング、展示会の情報が掲載されています。台北で洋食が食べたくなったり、欧米系の集まるパブをチェックするならこのフリーペーパーです。主要ホテル、レストラン、書店などに置かれています。






*その他、お役立ち情報*
  • 台北市立図書館(総館)の閲覧室
    住所:台北市建国南路二段125号/日・月曜9:00~17:00、火~土曜8:30~21:00/毎月第一木曜は図書館整理日につき休館
    台湾の書籍や雑誌、新聞だけでなく、日本の雑誌、海外の雑誌などが無料で閲覧可能なので、時間があれば上手に利用してみてください。台湾の風刺画などが収蔵された漫画館で、台湾ならではの風刺画を楽しむのもおすすめです。

  • 台湾観光協会東京事務所
    住所:東京都港区西新橋1-5-8 川手ビル3F(電話:03-3501-3591)/月~金曜日(祝祭日を除く)の9:30~18:00
    こちらへ行けば、上記で紹介した各種フリーペーパーをはじめ、日本アジア航空の機内誌『アジアエコー』、観光局作製の地方ごとのパンフレットなどの資料が入手可能です。


    *関連リンク*
  • 【ガイド記事】ビジネス出張者必見! 台湾出張時(特に夜)役立つ簡単中国語会話集

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