【阿羅哈客運】

笑顔でサービスがモットー。写真の彼女は服務小姐(乗務員)としてバスに乗車、台北~台中を1日2往復するのだとか。ご苦労です!

阿羅哈は、”アロハ”と読みます。台湾内の中・長距離バス会社の中で、唯一車内に女性の乗務員を配置しています。この「服務小姐」が世話をしてくれるのが嬉しいサービスで、人当たりのやわらかい女性ならばなおのことラッキーですね。水やお菓子を配るほか、新聞や雑誌も配ってくれます。阿羅哈客運は、無料ドリンクとして水の他、温かいお茶かコーヒー(ミルク、砂糖入り)が選べます。これも今のところ阿羅哈客運ならではのサービスです。

阿羅哈客運が、サービス向上に努めた結果、他社も負けていられないようになりました。ほんの2年前のバス状況から比べると、阿羅哈客運のおかげで各社ともにずいぶんと清潔に、安全に、より利用しやすくなっています。

阿羅哈客運は、台北~台中・高雄・嘉義の各路線と、台中~高雄を走っています。緑色が目印のバス会社で、バス停は次の通り。台北は台北総駅(台北駅近くの承徳路沿い)となります。台北を出ると、新荘、林口、桃園、新竹、台中干城(台中駅前)、台中朝馬、大林、嘉義北、嘉義総駅、岡山、楠梓、九如、高雄総駅(高雄駅前)となっています。

こちらも24時間営業、20分間隔で運行で、混雑時には臨時バスも増発されます。座席は全席指定。台北~高雄の料金は、大人片道650元(子ども370元)、学生・軍人片道600元、往復大人1200元、12枚綴りの回数券6500元。

台北~台中および台中~高雄は、大人片道350元(子ども200元)、学生・軍人片道320元、往復大人640元、12枚綴りの回数券3500元。

台北~嘉義は、大人片道5000元(子ども260元)、学生・軍人片道460元、往復大人920元、12枚綴りの回数券5000元。
往復チケットはいずれも購入から2ヶ月間有効、回数券は購入から5ヶ月有効で大人数で分けても使えます。また、ネットや電話での座席予約も乗車の1週間前から可能ですが、直接カウンターで購入の方が安心かと思います。

チケットカウンター横にある待合室の椅子もソファーでゆったり。こんな部分でも他社を引き離しています。他社の待合い所の椅子はプラスティックの硬い椅子ですからね。暑い日、ソファーでぐったりして乗車を待っていると、水を出してくれたりもしました。感激!

車内はいたって清潔。トイレも清潔でトイレットペーパーも完備。いやー、本当に清掃されておりました。

それから、座席ごとについているテレビモニターでは、映画の他、台湾のニュース番組が見られます。これはありがたかった、映画は興味ないものであれば見るのも面倒ですが、台湾の三面記事的ニュースなら暇つぶしにはいいものです。ニュースを流しているのも今のところ阿羅哈客運だけでしょう。

車内、天井もそんなに気にならないほどの低さで、広さを感じられます。椅子にはマッサージ機能もあって、ちゃんと使えました。バスの走行中にマッサージ機能を使っていたら、ちょっとだけ気持ち悪くなっちゃったりして。

小柄な女性だと足が床につかないことも。むくみ防止のためにもフットレストを上げましょう。ヘッドレスト部分は、小柄な人にでもなんとかフィットします。身長155cmの私でもまあまあ大丈夫でした。

座席横に椅子の電源がありますから、スイッチオンしないとリクライニング調整やマッサージ機能が使えません。テレビモニターのチャンネルもここにあります。

このサービスはいまのところ阿羅哈客運だけ。座席横にドリンクホルダーがあるのは何でもないことですが、その下に電源用のコンセントがあるんです。PCや携帯電話の充電などに役立つとのこと(AC110V)。

毛布はフリース素材。服務小姐が手渡しで配ってくれます。枕がないのが残念、清潔な枕があるとさらに嬉しいのですが、あればあったで持って帰ってしまう人が多いのかも。


◆私による総合評価   ★★★★★


阿羅哈客運(中文ページ。閲覧にはフォントBig5などが必要)


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台湾の高速バス事業者リンク集(ASIA BUS CENTER作成)